厚切り豚ロース|レシピと作り方のコツ
包丁を入れたときの厚みそのものがごちそうです。厚切り豚ロースのレシピは、焼く前の下ごしらえと火加減の運びで決まり、家庭のフライパンでも中までしっとり焼けます。
先生の一言
- 中心が赤い → 加熱不足です。ふたをして弱めの中火で2分ずつ追加し、肉汁が透明になるまで焼いてください。
- 固くパサつく → 焼きすぎか、休ませていません。合計10分を上限にし、5分休ませる工程を必ず入れます。
- 肉が反り返る → 筋切りを省いています。赤身と脂の境目に5か所、包丁の先で切り込みを入れてください。
30分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 豚ロース肉(厚切り)3枚(約450g)厚さ2cm。焼く30分前に室温へ出します
- 塩小さじ2/3焼く15分前に両面へふります
- こしょう少々焼く直前にふります
- 薄力粉大さじ1薄くはたきます
- サラダ油大さじ1フライパンに広げます
- バター10g返してから加えます
- にんにく1かけつぶして香りを出します
- しょうゆ大さじ1と1/2ソース用です
- みりん大さじ1しょうゆと合わせます
- 粒マスタード小さじ2好みで加えます
- つけ合わせのキャベツ150gせん切りにして冷水にさらします
作り方
肉の赤身と脂の境目に、包丁の先で5か所ほど切り込みを入れます。
理由: 筋を切っておくと、焼いたときに反り返らず平らに火が入ります。
焼く15分前に塩をふり、出てきた水気を拭いてから薄力粉を薄くはたきます。
理由: 粉が肉汁を閉じ込め、ソースもよくからみます。
フライパンに油とにんにくを入れて中火で温め、肉を入れて動かさず4分焼きます。
理由: 動かさないことで、香ばしい焼き面ができます。
返してバターを加え、弱めの中火にしてふたをし、6分蒸し焼きにします。
理由: ふたをすると熱が回り、厚みのある肉も中心まで火が通ります。
いちばん厚い所に竹串を刺し、透明な肉汁が出るか確かめます。濁れば2分追加します。
理由: 豚肉は中心まで完全に火を通します。赤みが残る状態では出しません。
肉を取り出してアルミ箔をかぶせ5分休ませ、その間にしょうゆとみりんを煮詰めます。
理由: 休ませると肉汁が全体に戻り、切っても流れ出ません。
肉を1.5cm幅に切って盛り、粒マスタードを混ぜたソースをかけ、キャベツを添えます。
理由: 繊維を断つ向きに切ると、噛み切りやすくなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 切らずに包み、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いたものを1枚ずつ包んで冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵庫で解凍し、フライパンに酒大さじ1を入れてふたをし、弱火で4分。中心まで熱くしてください。 |
アレンジ
- ソースをおろし玉ねぎとしょうゆに替えると、さっぱりした和風になります。
- みそ大さじ1と酒大さじ1で下味を付けておくと、みそ漬け風になります。
- 焼き上がりにレモンを絞ると、脂の重さが軽くなります。
豚肉のたんぱく質とビタミンB1を含みます。
講師への質問
- 肉が固くなるのを防ぐ方法はありますか
- 焼く30分前に室温に戻すこと、焼いたあと5分休ませることの二つです。この二手間で仕上がりがはっきり変わります。
- 厚さ3cmの肉の場合はどうしますか
- 片面4分焼いたあと、ふた付きで弱火9分に伸ばしてください。竹串を刺して透明な肉汁が出るまでが目安です。
- オーブンを使う方法もありますか
- あります。表面をフライパンで両面2分ずつ焼き、200℃のオーブンで10分。取り出して5分休ませてください。