バケツプリン|レシピと作り方のコツ
大きな器ごと食卓に出すと、その場が一気に沸きます。バケツプリンは1Lの容器で作る大きなプリンで、卵と牛乳の割合さえ守れば、家庭のオーブンでもなめらかに固まります。
先生の一言
- すが立ってぼそぼそになった → 温度が高すぎです。150度に下げ、湯せんの湯を必ず容器の半分まで張ってください。
- 中心が固まらない → 大きさに対して時間不足です。アルミ箔をかぶせて10分ずつ延ばし、竹串で確認します。
- 型から抜けず崩れた → 冷やし足りません。4時間以上冷蔵し、容器の縁にナイフを一周入れてから返します。
90分調理時間の目安
4人分(容量1Lの容器1台)分量
手間あり難しさ
材料(4人分(容量1Lの容器1台))
- 卵4個(約200g)常温に戻し、こしを切るようによく溶く
- 卵黄2個分なめらかさを出すために追加する
- 牛乳600ml小鍋で60度まで温める
- グラニュー糖(生地用)80g温めた牛乳に加えて溶かす
- バニラビーンズペースト小さじ1/2なければバニラオイル数滴で代用
- グラニュー糖(カラメル用)60g水大さじ1と合わせる
- 熱湯(カラメル用)大さじ2はねるので少しずつ加える
- バター少々容器の内側に薄く塗る
作り方
小鍋にカラメル用の砂糖と水を入れ、中火で5分、茶色くなるまで煮ます。
理由: かき混ぜず鍋を回します。混ぜると結晶化して白く固まります。
火を止めて熱湯を少しずつ加え、容器の底に流して冷まします。
理由: 水分を足すと固まりすぎず、返したときに流れるかたさになります。
牛乳を60度に温めて砂糖を溶かし、溶いた卵に少しずつ注いで混ぜます。
理由: 熱い牛乳を一度に入れると卵が固まってダマになります。
ざるで2回濾し、バニラを混ぜて容器に静かに注ぎます。
理由: 濾すとカラザが取れ、口当たりがなめらかになります。
天板に容器を置き、60度の湯を容器の高さ半分まで注ぎます。
理由: 湯せん焼きにすると熱が穏やかに入り、すが立ちません。
150度のオーブンで55〜65分焼き、竹串を中心に刺して生地が付かないか確かめます。
理由: 大きいぶん中心まで熱が届きにくいので、足りなければ10分ずつ延ばします。
粗熱を取り、冷蔵庫で4時間以上冷やしてから皿に返します。
理由: しっかり冷やすと形が崩れず、カラメルもきれいに流れます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 容器のままラップをして冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍すると分離するため向きません。 |
| 温め直し | 温め直しはしません。温めると柔らかくなり、形が保てなくなります。 |
アレンジ
- 牛乳の半量を生クリームに替えると、濃厚な口当たりになります。
- 生地に抹茶小さじ2を溶かし込むと、ほろ苦い和風のプリンになります。
- カラメルを濃いめに煮詰めると、甘さの中に苦みが立ちます。
卵と牛乳に由来するたんぱく質とカルシウムを含みます。
講師への質問
- オーブンがないときはどうすればいいですか
- 深めの鍋に湯を張り、ふたをして弱火で40分蒸してください。ふたに布巾を巻いて水滴を防ぎ、竹串で中心まで火が通ったか必ず確かめます。
- 大きく作ると中心が固まりきらないときはどうすればいいですか
- 容器を浅く広いものに替えてください。高さが低いほど熱が届きやすく、同じ量でも均一に固まります。
- カラメルが苦くなりすぎたときはどうすればいいですか
- 煮詰めすぎです。濃い琥珀色になった時点で火から下ろし、鍋底を濡れ布巾にあてて温度の上がりを止めてください。