バタークリームケーキ|レシピと作り方のコツ
かつて誕生日の主役だった味が、今また見直されています。バタークリームケーキは生クリームより日持ちがし、形も崩れにくいのが利点で、絞り出しの飾りも思いのままです。
先生の一言
- クリームが分離した → 温度差が原因です。ボウルの底を40℃の湯に10秒当てて混ぜ直すと戻ります。
- クリームがゆるい → バターがやわらかすぎます。冷蔵庫で15分冷やしてから泡立て直してください。
- 生地がしぼむ → 泡立て不足か混ぜすぎです。すくって落とした跡が3秒残るまで泡立てます。
100分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 薄力粉80g二度ふるって軽くしておきます
- 卵 (生地用)3個室温に戻して泡立ちやすくします
- グラニュー糖 (生地用)80g3回に分けて加えます
- 溶かしバター (生地用)25g50℃程度に温めておきます
- 無塩バター (クリーム用)180g室温に戻し、指がすっと入る硬さに
- 卵黄 (クリーム用)3個分白い部分を取り除きます
- グラニュー糖 (シロップ用)90g水30gと合わせて煮詰めます
- 水30gシロップ用です
- バニラエッセンス少々クリームの仕上げに数滴
- いちご10粒 (150g)半分は薄切り、半分は飾り用に
作り方
卵と砂糖80gを湯せんで人肌に温め、ハンドミキサーで8分泡立てます。
理由: 温めると泡立ちが早く、きめの細かい生地になります。
薄力粉をふるい入れてゴムべらで切るように混ぜ、溶かしバターを加えます。
理由: 混ぜすぎると泡が消えて膨らみません。
型に流し、170℃のオーブンで28分焼き、竹串に生地が付かなければ取り出します。
理由: 焼けたら型ごと10cmの高さから落とし、しぼみを防ぎます。
鍋に水30gと砂糖90gを入れ、中火で118℃まで煮詰めます。
理由: この温度が卵黄に火を通す熱源になります。
泡立てた卵黄に熱いシロップを細く流し入れ、5分間高速で泡立て続けます。
理由: 熱いシロップで卵黄にしっかり火が入り、白っぽく冷めていきます。
人肌まで冷めたらバターを3回に分けて加え、なめらかになるまで混ぜます。
理由: 温かいうちに入れるとバターが溶けて分離します。
生地を2枚に切り、いちごとクリームをはさんで表面を塗り、冷蔵で30分休ませます。
理由: 冷やすとクリームが締まり、切り口がきれいに出ます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器か箱に入れ、冷蔵で3日が目安です。生クリームより日持ちします。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けてラップで包み、冷凍で2週間。冷蔵庫で半日かけて解凍します。 |
| 温め直し | 冷たいままだと硬いので、食べる20分前に室温へ出すと口当たりが戻ります。 |
アレンジ
- クリームに純ココア10gを加えるとチョコバタークリームになります。
- コーヒーの粉小さじ1を少量の湯で溶いて混ぜると、ほろ苦い大人の味に。
- いちごを桃や洋なしの缶詰に替えると、季節を問わず作れます。
バター、卵、砂糖を多く使うため脂質と糖質を多く含みます。一切れずつ切り分けて。
講師への質問
- シロップの温度計がないときはどうすればいいですか
- 煮立てて泡が細かく重くなり、冷水に落とすと柔らかい玉になる状態が目安です。ただし温度計があるほうが確実です。
- クリームが固くて塗れないときはどうすればいいですか
- 室温に15分置いてから泡立て直してください。冷えすぎたバタークリームは無理に塗ると生地が崩れます。
- 生クリームのケーキとどう違いますか
- 口当たりは重めですが日持ちがし、暑い日でも形が崩れにくいのが利点です。飾りの絞り出しも思うようにできます。