バター最中|レシピと作り方のコツ
ぱりっとした皮の中で、あんとバターが静かに溶け合います。バター最中は市販の最中種にあんと冷やしたバターを挟むだけの一品で、塩気が加わることで甘さの輪郭がはっきりします。
先生の一言
- 皮が湿ってしまう → 作り置きしています。皮とあんは別々に用意し、食べる直前に挟んでください。
- バターが強すぎる → 厚みが5mmを超えています。薄く切って、面積を広げるほうが全体になじみます。
- あんが固くて詰めにくい → はちみつを小さじ1混ぜてください。やわらかさが戻り、皮を割らずに詰められます。
20分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 最中種(皮)8枚(4組)湿気を避けて直前まで袋に入れておく
- 粒あん160g1組あたり40gを目安に取り分ける
- 有塩バター40g5mm厚さに切って冷蔵庫で冷やす
- きな粉小さじ2あんにまぶして水分を抑える
- 塩ひとつまみあんに混ぜて甘さを締める
- くるみ20gから炒りして粗く刻む
- はちみつ小さじ1あんが固いときだけ加える
作り方
粒あんに塩とくるみを混ぜ、4等分にして丸めます。
理由: 先に分けておくと、皮に詰めるときに手早く進みます。
バターを5mm厚さに切り、使う直前まで冷蔵庫で冷やします。
理由: 冷たいほど溶けにくく、形を保ったまま挟めます。
最中種の内側にきな粉を薄くふります。
理由: きな粉が水分をせき止め、皮が湿るのを遅らせます。
片方の皮にあんを詰め、中央を少しくぼませます。
理由: くぼみがバターの居場所になり、はみ出しません。
冷えたバターをくぼみにのせ、もう1枚の皮をかぶせて軽く押さえます。
理由: 強く押すと皮が割れるので、指の腹でそっと合わせます。
作ったらすぐにいただきます。バターが少し溶ける瞬間が食べごろです。
理由: 時間を置くと皮が湿るので、食べる直前に組み立てます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 組み立てたものは保存に向きません。あんは冷蔵で4日、皮は乾燥した常温で保管してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | あんだけ小分けにして冷凍で1か月が目安です。 |
| 温め直し | 温め直しはしません。皮の香ばしさが持ち味なので、冷たいバターのまま組み立てます。 |
アレンジ
- 白あんに替えると、バターの香りがより前に出ます。
- 焼いたもちを小さく切って一緒に挟むと、食べごたえが増します。
- 刻んだ栗の甘露煮を加えると、秋らしい一品になります。
あん由来の糖質と、バターの脂質を含みます。
講師への質問
- 最中種が手に入らないときはどうすればいいですか
- 製菓材料の売り場や和菓子の材料を扱う店で探してください。見つからない場合は、薄い煎餅であんとバターを挟んでも近い味になります。
- 持ち寄りに使いたいときはどうすればいいですか
- 皮、あん、切ったバターを別々に持っていき、その場で組み立ててください。作りたてのぱりっとした食感がいちばんのごちそうです。