豚ステーキ|レシピと作り方のコツ
豚ステーキは、厚みのある一枚をじっくり焼き上げて、切ったときの肉汁を楽しむ料理です。焼く前の下ごしらえと休ませる時間さえ守れば、家庭のフライパンでもやわらかく仕上がります。
先生の一言
- 肉が硬い → 焼きすぎか冷たいまま焼いています。室温に15分戻し、合計9分を目安にします。
- 肉が反る → 脂身と赤身の境の筋が切れていません。3か所の切り込みを忘れずに入れます。
- ソースが薄い → 煮詰めが足りません。中火で2分、とろみがつくまで煮てからバターを入れます。
30分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 豚ロース肉3枚(約450g)厚さ1.5cm。脂身と赤身の境に3か所切り込みを入れます
- 塩小さじ1焼く15分前に両面へふります
- こしょう少々焼く直前にふります
- 薄力粉大さじ1薄くはたき、余分を落とします
- サラダ油大さじ1フライパンに広げます
- にんにく1かけ薄切りにして香りを出します
- しょうゆ大さじ2ソース用
- みりん大さじ2ソース用
- 酒大さじ2ソース用。フライパンの焼き汁を溶かします
- 玉ねぎ1/2個すりおろしてソースに加えます
- バター10g仕上げにソースへ溶かします
- クレソン適量付け合わせに添えます
作り方
豚肉を冷蔵庫から出し、塩をふって室温に15分置きます。
理由: 室温に戻すと、中心まで熱が届きやすくなります。
脂身と赤身の境に3か所切り込みを入れ、こしょうと薄力粉を薄くまぶします。
理由: 切り込みで反りを防ぎ、粉でソースの絡みがよくなります。
フライパンに油とにんにくを入れ、弱火で2分、香りが立つまで温めます。
理由: 弱火から始めるとにんにくが焦げず、香りだけが油に移ります。
にんにくを取り出し、中火で豚肉を脂身から立てて1分焼きます。
理由: 脂身を先に焼くと、その脂で全体を焼くことができます。
平らに寝かせて中火で4分、返して弱めの中火で5分焼きます。
理由: 後半を弱めるのは、表面を焦がさず中心まで火を通すためです。
竹串を刺して澄んだ肉汁が出るまで焼き、皿に移して5分休ませます。
理由: 休ませると肉汁が全体に戻り、切っても流れ出しません。
同じフライパンに酒、しょうゆ、みりん、玉ねぎを入れ、中火で2分煮詰めてバターを溶かします。
理由: 焼き汁を溶かし込むことで、ソースにうまみが乗ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 切らずに密閉容器へ入れ、冷蔵2日が目安です。ソースは別容器にします。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いたものを包み、冷凍2週間が目安です。 |
| 温め直し | アルミ箔に包んでトースターで6分、中心まで温め直します。 |
アレンジ
- ソースをおろし大根とポン酢に替えると、さっぱりといただけます。
- 焼き上がりにみそだれを塗り、香ばしく仕上げます。
- 付け合わせに厚めに切った焼き野菜を添えて、一皿で完結させます。
豚ロース肉はたんぱく質とビタミンB1を含みます。
講師への質問
- 厚みが2cm以上あるときはどうすればいいですか。
- 焼き時間を片面5分、返して6分に延ばし、ふたをして弱火で2分蒸し焼きにしてください。竹串で肉汁の色を確かめます。
- 肩ロースで作るときはどうすればいいですか。
- 筋が多いので、包丁の先で数か所刺してから焼いてください。焼き時間は同じで、休ませる時間を7分に延ばします。
- 焼き加減はどう確かめればいいですか。
- 一番厚い場所に竹串を刺し、出てくる肉汁が透明なら十分です。赤みがあれば弱火で1分ずつ足してください。