豚バラ弁当|レシピと作り方のコツ
薄切りの豚バラは火が通るのが早く、朝の十五分でしっかりした主菜になります。豚バラ弁当は脂の扱いがすべてで、余分を拭いてから調味料を入れると冷めても重くなりません。しょうが風味の一品をご紹介します。
先生の一言
- 冷めると脂が白く固まった → 脂を拭く工程を飛ばしています。玉ねぎを入れる前にペーパーでしっかり吸わせてください。
- 弁当箱の中で汁がにじんだ → 煮からめが浅い状態です。汁気が半分になるまで中火で詰め、青じそを敷いて詰めてください。
- 肉が固く縮んだ → 強火で焼いています。中火で片面3分を守り、返したら2分で仕上げます。
18分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 豚バラ薄切り肉300g6cm長さに切り、広げてから塩少々をふる
- 玉ねぎ1/2個(100g)繊維を断つ向きに7mm幅の薄切り
- しょうが15g皮ごとすりおろし、汁ごと使う
- しょうゆ大さじ1と1/2みりん・酒と合わせておく
- みりん大さじ1しょうゆと合わせておく
- 酒大さじ1肉の臭みを抜く役目なので省かない
- 砂糖小さじ1照りを出す量にとどめる
- サラダ油小さじ1焼き始めだけに使う
- 白いりごま小さじ1仕上げに指でひねって散らす
- 青じそ3枚せん切りにして水気を拭き、詰めるときに敷く
作り方
豚バラは6cm長さに切って広げ、塩少々をふって5分置きます。
理由: 先に塩をあてると水分と一緒に臭みが抜け、味が入りやすくなります。
フライパンに油をひき、中火で豚肉を広げて3分、返して2分焼きます。
理由: 重ねずに広げるのは、蒸れずに焼き色をつけるためです。
出た脂をペーパーで拭き取り、玉ねぎを加えて中火で2分炒めます。
理由: 脂を拭いてから調味料を入れると、冷めても口の中でべたつきません。
しょうゆ・みりん・酒・砂糖・しょうがを加え、中火で3分煮からめます。
理由: 汁気が半分になるまで詰めると、弁当箱の中で他のおかずへ移りません。
肉を一切れ切って中まで色が変わっていることを確かめ、残っていれば1分加熱を続けます。
理由: 厚みが重なった部分は火が入りにくいので、必ず一枚割って確かめます。
火を止めていりごまをふり、バットに広げて10分冷まします。
理由: 広げて冷ますことで蒸気が抜け、弁当箱に水滴がたまりません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱をとって密閉容器へ入れ、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍で3週間が目安。汁気を切ってから包むと霜がつきにくくなります。 |
| 温め直し | 冷蔵なら電子レンジ600Wで1分、冷凍は冷蔵庫で一晩戻してから1分半温め、中心まで熱くしてから詰めます。 |
アレンジ
- しょうがをにんにく1片に替え、こしょうを多めにすると香りの立った味になります。
- みそ小さじ2を加えると、ごはんに合う濃いめの味つけになります。
- 小松菜150gをゆでて一緒に和えると、彩りと食べごたえが増します。
豚バラ肉からたんぱく質と脂質を、玉ねぎと青じそから香りの成分を含みます。
講師への質問
- 脂が多くて重く感じるときはどうすればいいですか
- 豚バラを豚ロース薄切りに替えるか、焼いたあと熱湯を回しかけて脂を落としてください。どちらも中心まで火を通してから行います。
- 前日に作っておきたいときはどうすればいいですか
- 作って完全に冷まし、冷蔵で保存してください。朝は電子レンジ600Wで1分温め、再び粗熱をとってから詰めます。
- ごはんが進む詰め方はどうすればいいですか
- ごはんに青じそを敷き、その上に肉を並べてください。汁気が直接ごはんに触れず、香りが移って最後まで飽きません。