豚バラ鍋|レシピと作り方のコツ
薄切りの豚バラを一枚ずつ広げて入れると、脂がだしに溶けて汁までごちそうになります。豚バラ鍋は肉と根菜の入れる順番だけ守れば失敗しません。大根と長ねぎで作る澄んだ一鍋をご紹介します。
先生の一言
- 汁が白く濁って重い → 豚バラを煮立てすぎています。中火にとどめ、アクをこまめにすくってください。
- 大根が固いまま残った → 厚みが揃っていません。5mm厚に切りそろえ、それでも固ければさらに5分煮ます。
- 味が薄くて締まらない → 塩を入れずしょうゆだけで調えています。先に塩小さじ1で土台を作ってからしょうゆを足してください。
35分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 豚バラ薄切り肉400g8cm長さに切り、一枚ずつはがして広げておく
- 大根400g5mm厚のいちょう切り、皮は厚めにむく
- 長ねぎ2本(200g)1.5cm幅の斜め切り
- 木綿豆腐1丁(300g)8等分に切り、ざるで10分水切りする
- しめじ150g石づきを落として手で小房に分ける
- 水1200ml昆布を入れて30分浸しておく
- 昆布10g固く絞った布で表面を拭く
- 酒大さじ3煮立ててアルコールを飛ばす
- しょうゆ大さじ2味を見ながら二回に分けて入れる
- 塩小さじ1しょうゆより先に入れて土台を作る
- ごま油小さじ2仕上げに回しかける
- 柚子こしょう適量取り分けてから各自で好みの量を添える
作り方
鍋に水と昆布を入れて30分置き、中火にかけて沸く直前に昆布を取り出します。
理由: 沸騰させると昆布のぬめりと雑味が出るので、細かい泡が上がったら引き上げます。
酒・塩を加えて中火で2分煮立て、大根を入れて弱めの中火で12分煮ます。
理由: 根菜を先に煮るのは、火の通りに時間がかかるためです。
長ねぎとしめじを加え、中火で4分煮ます。
理由: ねぎは煮すぎると香りが飛ぶので、後半に入れます。
豆腐を加えて弱火で3分、煮立てないように温めます。
理由: 強く沸かすと豆腐に穴があき、口当たりがざらつきます。
豚バラを一枚ずつ広げて入れ、中火で4分、肉の赤みが完全に消えるまで火を通します。
理由: 重ねて入れるとかたまりの中心に火が入りません。必ず広げて沈めます。
アクを取り、しょうゆで味を調えてごま油を回しかけます。
理由: しょうゆを最後にするのは、香りを残して汁の色を濁らせないためです。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 具と汁を分けずに保存容器へ移し、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 豆腐の食感が変わるため、豆腐を除いて汁と肉だけなら冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 鍋に移して中火で7分、沸く直前まで温めます。残った汁はうどんを入れて締めにできます。 |
アレンジ
- 白菜400gを加えると甘みが増し、汁の量も自然に増えます。
- しょうがのせん切り15gを最初から入れると、体が温まる香りの鍋になります。
- みそ大さじ3を溶き入れると、こくのある味に変わります。
豚バラ肉と豆腐からたんぱく質を、大根と長ねぎから水分と食物繊維を含みます。
講師への質問
- 脂が浮きすぎるときはどうすればいいですか
- アクと一緒に玉じゃくしで表面をすくうか、キッチンペーパーを浮かせて吸わせてください。汁の味は残したまま軽くなります。
- 締めに何を入れればいいですか
- うどん2玉かごはん2膳分をおすすめします。うどんは3分、ごはんは溶き卵を加えてしっかり火を通してから食べてください。