豚肉の焼肉|レシピと作り方のコツ
牛より扱いやすく、値段も落ち着いています。豚肉の焼肉は下味を短時間で決めて、中心までしっかり焼き上げるのが基本です。肩ロースとバラの二種類を使い分ける焼き方と、野菜の合わせ方をご案内します。
先生の一言
- 中心が赤いまま出てしまう → 厚みのある肩ロースは片面2分では足りない場合があります。切って断面を確かめ、色が変わるまで焼き直します。
- たれが焦げて苦くなる → 砂糖が高温で焦げています。230度で肉を焼き、たれは焼き上がりにつけるか、つけだれとして別に用意します。
- 肉が固く縮む → 焼きすぎか切り込み不足です。脂と赤身の境目に切り込みを入れ、焼き上がったらすぐ取り出します。
35分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 豚肩ロース焼肉用400g脂と赤身の境目に2cm間隔で切り込みを入れます
- 豚バラ薄切り200g長ければ半分の長さに切ります
- 玉ねぎ1個1cm厚の輪切りにし、ばらけないよう楊枝を刺します
- ピーマン3個縦半分に切り、種とわたを取ります
- キャベツ1/4個手で食べやすい大きさにちぎります
- しょうゆ大さじ3たれのもとになります
- みりん大さじ2照りと甘みを出します
- 砂糖大さじ1焦げやすいので入れすぎません
- おろしにんにく小さじ1焼く直前に混ぜます
- おろししょうが小さじ1豚のにおいを抑えます
- ごま油大さじ1たれの仕上げに加えます
- 白いりごま小さじ2指でひねって振ると香りが立ちます
作り方
しょうゆ、みりん、砂糖、にんにく、しょうがを混ぜ、半量をたれ用に取り分けます。
理由: 生肉に触れたたれは使えないので、先に分けておきます。
残り半量に肩ロースを入れ、軽くもんで室温で15分おきます。
理由: 短時間でも、砂糖が入ると火通りのあとの味が締まります。
ホットプレートを230度で3分温め、玉ねぎとピーマンを片面2分ずつ焼きます。
理由: 野菜を先に焼くと、肉の脂を吸って甘みが出ます。
肩ロースを広げて並べ、片面2分焼いて返し、さらに2分焼きます。
理由: 動かさずに焼くと表面が固まり、肉汁が逃げません。
切り口の色が完全に変わり、肉汁が透明になるまで中心まで火を通します。
理由: 豚肉は厚みの中心まで加熱してから取り分けます。
バラ肉は210度に下げ、片面1分半ずつ焼いて余分な脂をふき取ります。
理由: 温度を下げると脂がはねにくく、焦げも防げます。
取り分けたたれにごま油を混ぜ、白ごまを振り、キャベツを添えていただきます。
理由: 生野菜を添えると口の中がさっぱりして、最後まで食べ進められます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 焼いた肉は粗熱を取って保存容器に入れ、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍で3週間が目安です。たれごと冷凍しても構いません。 |
| 温め直し | フライパンに大さじ1の水を入れ、ふたをして中火で2分蒸し焼きにすると固くなりません。 |
アレンジ
- たれに味噌を大さじ1加えて、こくのある味噌だれ焼きにします。
- レモン汁と塩、粗びき黒こしょうで、さっぱりした塩だれ焼きにします。
- 残った肉とご飯を炒め、キムチを加えて翌日の炒飯にします。
豚肉はたんぱく質とビタミンB1を含み、野菜と合わせると献立の彩りも整います。
講師への質問
- 焼けたかどうかはどうやって見分ければいいですか
- 厚い部分を一切れ切って断面を確かめます。全体が白っぽく変わり、押したときの汁が澄んでいれば火が通っています。
- 煙とにおいを抑えるにはどうすればいいですか
- 温度を230度以下に保ち、焼くたびに出た脂をふき取ります。換気扇を最強にして、窓を少し開けると空気が流れます。
- 前もって下味をつけておいてもいいですか
- できます。冷蔵で半日が目安です。それ以上は塩気が入りすぎるので、たれを半量に薄めて漬けてください。