豚肉とアスパラの炒め物|レシピと作り方のコツ
春先のアスパラが甘い時期にいちばん作ってほしいのが、豚肉とアスパラの炒め物です。豚のこくと穂先のやわらかさが一皿でそろいます。強火で手早く仕上げる家庭の炒め物です。
先生の一言
- アスパラが水っぽい → 下ゆで後にざるで湯をよく切り、ぬれたまま入れないようにします。
- 豚肉がかたい → 片栗粉をまぶす工程を省いています。粉と酒は必ずセットで。
- 味がぼやける → 調味料を肉の上に落としています。空いた鍋肌に当てて煮立ててから全体へ。
20分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 豚こま切れ肉250g大きいものは食べやすい大きさに切っておきます
- グリーンアスパラガス6本(約180g)根元2cmを落とし、下1/3の皮をピーラーでむいて斜め4cm幅
- 玉ねぎ1/2個(100g)繊維に沿って1cm幅のくし形
- にんにく1かけ薄切りにして芯の芽を取ります
- 酒大さじ1豚肉の下味用
- しょうゆ大さじ1と1/2仕上げの合わせ調味料に
- みりん大さじ1同上
- オイスターソース小さじ1こく出し。なければしょうゆを小さじ1/2足します
- 片栗粉小さじ2豚肉にまぶす分
- サラダ油大さじ1炒め用
- 塩少々アスパラの下ゆで用
- 黒こしょう少々仕上げにひきたてを
作り方
豚肉に酒をもみ込み、片栗粉をまぶして5分置きます。
理由: 片栗粉が肉汁を抱えるので、炒めてもぱさつきません。
アスパラは塩少々を入れた湯で40秒ゆで、ざるに上げます。
理由: 先に軽く火を入れると、炒め時間が短くなり色がさえます。
フライパンに油とにんにくを入れ、弱火で1分香りを出します。
理由: 冷たい油から始めると、にんにくが焦げず香りだけが移ります。
中火にして豚肉を広げ入れ、3〜4分炒めて中心まで火を通します。
理由: 赤い部分が残らないよう、ほぐしながら全体を返します。
玉ねぎを加えて強めの中火で2分、透きとおるまで炒めます。
理由: 玉ねぎの甘みが出ると、しょうゆの角が取れます。
アスパラを戻し、合わせ調味料を回し入れて1分手早くからめます。
理由: 調味料は鍋肌から入れると一瞬で香ばしくなります。
火を止め、黒こしょうをひいて器に盛ります。
理由: 余熱で十分まとまるので、炒めすぎないのがこつです。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で2日が目安です。清潔な箸で取り分け、浅い容器に広げて冷まします。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍は1〜2週間が目安。アスパラの食感は落ちるので、汁ごと小分けにします。 |
| 温め直し | フライパンに油をひかず中火で3分、または電子レンジ600Wで1分30秒、中心まで熱くします。 |
アレンジ
- しょうゆをみそ大さじ1に替えると、ご飯に合うこっくり味になります。
- 溶き卵2個分を最後に流し入れ、しっかり火を通せば主菜のかさが増えます。
- 豚肉を鶏もも肉に替え、中心まで加熱すれば同じ調味で作れます。
豚肉はたんぱく質を、アスパラはビタミンや食物繊維を含みます。
講師への質問
- アスパラの下ゆでを省いてもいいですか
- できます。先にアスパラだけを中火で2分炒め、いったん取り出してください。仕上がりの色と歯ごたえが変わりません。
- 豚こま以外の部位はどうすればいいですか
- バラなら1cm幅、ロースなら5mm幅のそぎ切りにしてください。脂の多い部位は油を小さじ1に減らすと重くなりません。
- 作りおきにするときはどうすればいいですか
- アスパラの下ゆでを30秒に短くし、炒め時間も短めに。冷めてから容器に移すと、翌日も歯ごたえが残ります。