チムタク|レシピと作り方のコツ
甘辛い煮汁を春雨がすすって、鶏も野菜も一皿にまとまるのがチムタクです。韓国の郷土料理として知られる鶏の煮込みを、家庭のフライパンで作れる分量と手順に置き換えてご案内します。
先生の一言
- 煮汁が足りず焦げた → 春雨が想像以上に吸います。汁が具の半分を切ったら、水を100ml足してください。
- じゃがいもが崩れた → 火が強すぎます。沸騰させず、汁が静かに揺れる弱めの中火を保ってください。
- 味が濃すぎた → 煮詰めすぎです。水100mlを足して中火で3分煮直し、春雨をもう少し加えると落ち着きます。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 鶏もも肉500g余分な脂を除き、大きめの一口大に切る
- じゃがいも2個(300g)皮をむいて4等分、水にさらして水気をきる
- にんじん1本(150g)乱切り。煮崩れないよう大きめに
- 玉ねぎ1個(200g)くし形に6等分
- 長ねぎ1本3cm長さのぶつ切り
- 春雨80g水に20分浸けて戻し、食べやすく切る
- しょうゆ70ml煮汁の土台。濃口を使う
- 砂糖大さじ2甘辛さの決め手。好みで加減
- みりん大さじ2つやと丸みを出す
- 酒大さじ3鶏の臭みを抑える
- 水500ml具がひたひたになる量が目安
- にんにく2かけみじん切り
- しょうが1かけ薄切り
- 乾燥唐辛子1〜2本種を抜いて輪切り。辛さは好みで
- ごま油大さじ1最初に鶏を焼く用
作り方
鶏もも肉は熱湯に30秒くぐらせ、流水で洗って余分な脂とあくを落とします。
理由: 下ゆですると、煮汁が濁らず澄んだ味になります。
フライパンにごま油を熱し、中火で鶏の表面を3分、焼き色をつけます。
理由: 焼き色の香ばしさが、煮汁全体の土台になります。
にんにく、しょうが、唐辛子を加えて弱火で1分炒めます。
理由: 弱火で香りだけ出すと、焦げた苦みが出ません。
水、しょうゆ、砂糖、みりん、酒を入れ、中火で沸かします。
理由: 調味料を先に溶かしてから根菜を入れると、味が均一に入ります。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎを加え、ふたをして弱めの中火で20分。
理由: 弱めの火で静かに煮ると、根菜が崩れず味が入ります。
鶏を割って中心まで白く火が通ったのを確かめ、長ねぎを加えます。
理由: 確認してから仕上げに入るのが、この料理の分かれ目です。
戻した春雨を入れて中火で5分、煮汁が半分になるまで煮ます。
理由: 春雨が汁を吸うので、煮詰めすぎず少し残して火を止めます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器で冷蔵2〜3日が目安。春雨は汁を吸うので、汁を多めに残してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 春雨とじゃがいもは食感が落ちるため、鶏と煮汁だけなら冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 鍋に水50mlを足して中火で5分、しっかり沸かしてから火を弱めます。 |
アレンジ
- 唐辛子を抜いて砂糖を大さじ1増やし、子ども向けの甘口に
- しいたけと厚揚げを加えて、かさとうまみを足す
- 煮汁を少し残してご飯にかけ、丼仕立てにする
鶏肉のたんぱく質に、いも類と根菜の炭水化物と食物繊維を合わせた一皿になります。
講師への質問
- 煮汁が煮詰まりすぎるときはどうすればいいですか
- 水を100mlずつ足して中火で煮直してください。春雨は最後に入れ、汁を残した状態で火を止めるのがこつです。
- 辛さを調整したいときはどうすればいいですか
- 唐辛子の種を抜くと辛さが和らぎます。まったく入れずに砂糖を大さじ1増やすと、甘辛の家庭向けになります。
- 鶏の臭みが気になるときはどうすればいいですか
- 熱湯に30秒くぐらせて洗ってから焼いてください。しょうがとにんにくを合わせると、さらに気にならなくなります。