チョコチップパン|レシピと作り方のコツ
焼きたてを割ると、粒がとろりと顔を出します。チョコチップパンは、やわらかい生地にチョコチップを混ぜ込んで丸めた菓子パンで、八個分をまとめて焼いておけるのがありがたいところです。
先生の一言
- 膨らみが足りない → 発酵温度が低い状態です。35℃を保てる場所に移し、2倍になるまで時間で区切らず見た目で判断します。
- チョコが生地から飛び出て焦げた → 混ぜ込みが浅いのが原因です。生地を平らに広げて包み込むように折り、表面に出た粒は押し込みます。
- 焼き上がりが固い → こねが足りないか焼きすぎです。薄い膜が張るまでこね、13分で一度確認して色づいたら出します。
160分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 強力粉250gボウルにふるい入れます
- 砂糖30gイーストの近くに置きます
- 塩4gイーストと離してボウルに入れます
- ドライイースト3g予備発酵不要のものを使います
- 卵1個溶いて牛乳と合わせ、合計150gにします
- 牛乳100ml人肌に温めておきます
- 無塩バター30g室温に戻して角切りにします
- チョコチップ80g焼成中に溶けにくい製菓用を使います
- 溶き卵適量つや出し用に少量残します
作り方
ボウルに粉類を入れ、卵と牛乳を加えて木べらで1分、粉気がなくなるまで混ぜます。
理由: 先に水分をなじませると、こねる時間が短くなります。
台に出して8分こね、バターを加えてさらに8分、薄く伸びるまでこねます。
理由: 油脂を後から入れると、生地のつながりが早く育ちます。
丸めてボウルに入れ、35℃で50分、2倍になるまで一次発酵させます。
理由: 指を刺して穴が戻らなければ発酵の完了です。
ガスを抜いてチョコチップを混ぜ、8等分して丸め、15分休ませます。
理由: 休ませると生地がゆるみ、次の成形がしやすくなります。
もう一度丸め直して天板に並べ、35℃で40分、ひと回り大きくします。
理由: 表面を張らせて丸めると、焼き上がりの形が整います。
溶き卵を薄く塗り、190℃に予熱したオーブンで13分焼きます。
理由: 卵を厚く塗ると焦げやすいので、刷毛で軽く撫でます。
焼き上がったらすぐ網に移し、20分ほど冷まします。
理由: 天板に置いたままだと蒸気で底が湿ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 乾燥するため冷蔵は向きません。密閉袋で常温2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 粗熱を取って一つずつ包み、冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 室温で30分戻し、トースターで3分温めると焼きたてに近づきます。 |
アレンジ
- 生地にオレンジピール30gを加えると、香りに変化が出ます。
- 丸めずに棒状にして三つ編みにすると、見栄えのする形になります。
- チョコチップの半量をくるみに替えると、噛み応えのある一個になります。
小麦粉由来の炭水化物が中心で、卵と乳製品のたんぱく質も含みます。
講師への質問
- こねる時間の目安はどう判断すればいいですか
- 生地を少し取って両手で広げ、指が透けるまで薄く伸びるかを見ます。すぐ切れるようならさらに3分こねてください。
- 夜のうちに仕込んでおきたいときはどうすればいいですか
- 一次発酵を冷蔵庫で8時間かけて行うことです。翌朝は室温に30分戻してから分割すると、いつも通りに進められます。
- オーブンに発酵機能がないときはどうすればいいですか
- 40℃の湯を入れた容器と一緒に発泡箱や大きな鍋に入れます。温度が下がったら湯を入れ替えて35℃前後を保ちます。