チョコレートアイス|レシピと作り方のコツ
口に入れた瞬間の濃さが市販品と違います。チョコレートアイスは卵黄をしっかり加熱して作る土台さえ押さえれば、なめらかで香りの強い一品が家庭の冷凍庫で仕上がります。
先生の一言
- 卵が固まってつぶつぶになる → 火が強すぎです。こし器を通せば救えます。次回はごく弱火で。
- 硬くて食べられない → かき混ぜ不足です。1時間おきに3回混ぜると、すくえる硬さになります。
- 味がぼやける → 塩とココアが足りません。塩ひとつまみで香りが立ち、輪郭が出ます。
300分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 板チョコレート120g細かく刻んでボウルに入れておきます
- 牛乳250g冷たいまま計量します
- 生クリーム200g冷やしたまま、仕上げに八分立てにします
- 卵黄3個分室温に戻し、白い部分を取り除きます
- グラニュー糖60g卵黄とすり混ぜて白っぽくします
- 純ココア10g牛乳の一部で溶いてダマを防ぎます
- 塩ひとつまみ (1g)チョコの香りを立たせます
- バニラエッセンス少々火を止めてから加えます
作り方
卵黄に砂糖を加え、泡立て器で白っぽくなるまで2分すり混ぜます。
理由: 砂糖が卵黄を守り、加熱時に固まりにくくなります。
鍋に牛乳とココアを入れ、弱火で3分、湯気が立つまで温めます。
理由: 沸騰させると膜が張り、口当たりが悪くなります。
温めた牛乳を卵黄に少しずつ加えて混ぜ、鍋に戻します。
理由: 一気に加えると卵が固まってしまいます。
ごく弱火で5分、木べらで混ぜ続け、83℃まで加熱してとろみを付けます。
理由: 卵に中心まで火を通すため、この工程は省けません。
火を止め、刻んだチョコと塩を加えて溶かし、こしてから冷まします。
理由: こすと卵の固まりが取れ、なめらかになります。
冷めたら八分立ての生クリームを混ぜ、容器に入れて冷凍します。
理由: 空気を含ませることで、家庭でも硬くなりすぎません。
1時間おきに3回、フォークでかき混ぜてから4時間凍らせます。
理由: 混ぜるたびに氷の粒が細かくなり、なめらかさが増します。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵では溶けます。作った後は必ず冷凍庫で保存してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 密閉容器に入れ、表面にラップを密着させて2週間が目安です。 |
| 温め直し | 食べる10分前に冷蔵庫へ移すと、ちょうど良い硬さになります。 |
アレンジ
- 刻んだチョコ40gを最後に混ぜると、粒の食感が加わります。
- ラム酒小さじ1を仕上げに加えると、大人向けの香りになります。
- 牛乳の半量をコーヒーに替えると、ほろ苦い大人の味に変わります。
乳製品、卵、チョコレートを使うため脂質と糖質を多く含みます。一回100g程度が目安です。
講師への質問
- 卵にきちんと火が通ったかはどう分かりますか
- 木べらの背に膜が残り、指でなぞった跡が消えなければ十分です。温度計があれば83℃を目安にしてください。
- アイスクリーム機がなくても作れますか
- 作れます。凍らせる途中で1時間おきに3回かき混ぜることで、氷の粒が細かくなりなめらかになります。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 砂糖を45gまで減らし、ココアを2g増やしてください。苦味で物足りなさを補うと味がぼやけません。