大根カレー|レシピと作り方のコツ
煮えた大根がスパイスを吸って、ほろりと崩れます。大根カレーは、じゃがいもの代わりに大根を使う和の趣きの一皿。だしを少し加えると角が取れ、ご飯にもうどんにもよく合う味に落ち着きます。
先生の一言
- 大根が煮崩れる → 切り方が薄いか煮すぎです。2cmの厚さにして面取りし、竹串が通ったらすぐ火を弱めます。
- 味がぼやける → 水の量が多すぎます。次回は水を100ml減らし、仕上げにしょうゆ小さじ2で締めてください。
- 大根に味が入らない → 煮る前の炒めが足りません。表面が透き通るまで2分炒めてから煮汁を注ぎます。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 大根1/2本(500g)2cmの半月切りにし、面取りします
- 豚こま切れ肉250g大きいものは食べやすく切ります
- 玉ねぎ1個くし形切りにします
- にんじん1本乱切りにします
- カレールウ4皿分(80g)刻んでおくと溶けやすくなります
- 水600ml
- だし汁200ml和の風味を足します
- しょうゆ小さじ2仕上げの隠し味
- サラダ油大さじ1炒め用
- 温かいご飯適量
作り方
大根を2cmの半月切りにし、角を薄く削って面取りします。
理由: 煮崩れを防ぎ、味の含みも均一になります。
鍋に油を熱し、豚肉を中火で3分、色が完全に変わるまで炒めます。
理由: 表面だけでなく中心まで火を通しておきます。
玉ねぎとにんじんを加えて3分炒め、大根も加えて2分炒め合わせます。
理由: 油をまとわせると煮汁が澄み、うまみが逃げません。
水とだし汁を注ぎ、煮立ったらアクを取って弱めの中火で20分煮ます。
理由: 大根に竹串がすっと通るまでが目安です。
火を止めてルウを溶かし入れ、完全に溶けるまで混ぜます。
理由: 沸いたまま入れると溶け残りやだまの原因になります。
弱火に戻して10分、時々混ぜながらとろみがつくまで煮ます。
理由: 焦げつきやすいので、鍋底をなぞるように混ぜます。
しょうゆを加えてひと混ぜし、ご飯によそっていただきます。
理由: しょうゆがだしの香りをまとめ、和の輪郭が出ます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取り、密閉容器で冷蔵2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 大根は食感が変わるため、汁ごと冷凍2週間までを目安にします。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で5分、時々混ぜながら温めます。 |
アレンジ
- 鶏もも肉に替え、あっさりした味わいにします。
- うどんにかけてカレーうどんにします。
- 仕上げに味噌小さじ1を加え、こくを増します。
大根とにんじんは食物繊維を、豚肉はたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 大根の下ゆではしたほうがいいですか
- この作り方では不要です。米のとぎ汁で下ゆですると苦みは抜けますが、カレーの味が強いのでそのままでも気になりません。
- 辛くしたいときはどうすればいいですか
- 仕上げにカレー粉小さじ1を加えるか、辛口のルウを半量混ぜてください。一度に入れず、味を見ながら足すのが安全です。
- 翌日のほうがおいしくなりますか
- 味はなじみますが、大根は柔らかくなります。翌日食べる分は少しかために仕上げ、煮る時間を5分短くしておくとよいでしょう。