大根と豚こま|レシピと作り方のコツ
大根と豚こまは、手ごろな材料で献立の主役が立つ心強い顔合わせです。大根に豚のうまみを含ませる煮物の作り方を、切り方から火加減、休ませ方まで手順どおりにお伝えします。
先生の一言
- 大根に味が入らない → いったん薄めの煮汁で15分煮てから調味料を足し、火を止めて10分休ませます。
- 豚肉がぱさつく → 煮立てた後は必ず弱火にし、肉を先に取り出して最後に戻す方法もあります。
- 煮汁が濁る → 炒める段階で焦がさないよう中火を守り、途中でかき混ぜすぎないようにします。
35分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 大根400g皮を厚めにむき、1.5cm厚さのいちょう切りにします
- 豚こま切れ肉250g大きい切れは半分に切り、ほぐしておきます
- しょうが10g薄切りにします
- ごま油大さじ1/2香りづけを兼ねて鍋に引きます
- 水300ml大根がほぼかぶる量です
- しょうゆ大さじ2と1/2半量を先に、残りを後半で加えます
- みりん大さじ2照りとやわらかい甘みを出します
- 酒大さじ2豚肉の匂いをやわらげます
- 砂糖小さじ2大根の辛みを丸くします
- 小ねぎ3本小口切りにして仕上げにのせます
作り方
大根は皮を厚くむき、1.5cm厚さのいちょう切りにします。
理由: 皮の下の筋を落とすと歯ざわりが均一になります。
鍋にごま油としょうがを入れ、中火で30秒温めます。
理由: 香りを油に移してから肉を入れます。
豚こま肉を広げ、中火で3分、赤みが消えるまで炒めます。
理由: しっかり火を通してから煮ると匂いが残りません。
大根を加えて中火で2分炒め、全体に油をまとわせます。
理由: 油の膜が煮汁の入りを均一にします。
水と調味料の半量を入れ、煮立ててから弱火で15分煮ます。
理由: 先に薄い味で煮ると大根の芯まで通ります。
残りの調味料を加え、弱火でさらに8分煮ます。
理由: 後半で味を足すと表面だけ濃くなりません。
火を止めて10分置き、器に盛って小ねぎを散らします。
理由: 冷める間に味が中へ入ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 煮汁ごと密閉容器に入れ、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 大根は食感が変わるため、豚肉と煮汁だけを分けて冷凍し2週間ほどで使います。 |
| 温め直し | 小鍋で弱火7分、ふたをして中心まで温めます。 |
アレンジ
- ゆで卵2個を最後の8分に一緒に煮ると、色よく味の入った副菜になります。
- 七味唐辛子を仕上げにふると、寒い時期に合う辛みが加わります。
- 厚揚げ1枚を後半に加えると、煮汁を吸って一皿の量が増えます。
大根は水分が多く、豚肉のたんぱく質と合わせるとかさのある一皿になります。
講師への質問
- 大根の下ゆではしたほうがいいですか
- この作り方では不要です。1.5cm厚さに切って炒めてから弱火で15分煮れば、下ゆでなしでも芯まで通ります。
- 圧力鍋を使うときはどうすればいいですか
- 加圧5分、火を止めて自然に圧が抜けるまで置きます。水は250mlに減らし、圧が抜けてから残りの調味料を入れて3分煮ます。
- 作った翌日のほうがおいしいと聞きますが温め方はどうすればいいですか
- 冷蔵から出して小鍋に移し、ふたをして弱火で7分です。強火で煮返すと大根が割れます。