ドームケーキ|レシピと作り方のコツ
丸い山の形に切り分けたとき、断面から果物が現れる楽しさがドームケーキの醍醐味です。ボウルひとつで組み立てられる作り方を、崩れずに型から出すこつまで添えてご案内します。
先生の一言
- 型から出すとき崩れた → 冷やし時間が足りません。最低3時間、できれば一晩冷蔵庫で寝かせてください。
- クリームがゆるい → 立てが甘いか、室温が高すぎます。氷水に当てながら八分立てにし、手早く組み立てます。
- 断面に隙間ができた → 詰め方が甘いです。クリームを一層ずつ押さえて空気を抜きながら重ねてください。
50分調理時間の目安
4人分(直径15cmのボウル1台)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(直径15cmのボウル1台))
- 市販のスポンジ台直径15cm1台厚さ1cmにスライスする
- 生クリーム300ml使う直前まで冷蔵庫で冷やす
- グラニュー糖25gクリームを立てるときに2回に分けて
- いちご200gへたを取り、半分は薄切り、半分は角切り
- キウイ1個皮をむいて1cm角に切る
- バナナ1本1cm角。変色を防ぐためレモン汁をふる
- レモン汁小さじ1果物の変色止め
- シロップ(水50ml+砂糖大さじ1)50mlスポンジに打つ。冷ましてから使う
- 粉糖少々仕上げに茶こしでふる
- ミント少々飾り。省いても構いません
作り方
直径15cmのボウルにラップを大きめに敷き、内側に隙間なく張ります。
理由: ラップを長めに垂らしておくと、後で持ち上げて外せます。
生クリームに砂糖を2回に分けて加え、氷水に当てて八分立てにします。
理由: 冷やしながら立てると分離せず、形も保てます。
いちごの薄切りをボウルの内側に貼りつけ、間を空けずに並べます。
理由: 断面の模様になるので、ここを丁寧に並べます。
クリームを薄く塗り、角切りの果物とクリームを交互に詰めます。
理由: 果物を偏らせず散らすと、どこを切っても具が出ます。
スライスしたスポンジを敷き詰め、シロップを刷毛で打ちます。
理由: シロップで湿らせると、切ったときぼろつきません。
ラップで包んで軽く押さえ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。
理由: しっかり冷やすのが、形を保つ最大の条件です。
皿をかぶせて返し、ラップを外して粉糖とミントを飾ります。
理由: 冷えたナイフを湯で温めて拭くと、断面がきれいに切れます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ラップをしたまま冷蔵で翌日までが目安です。果物から水分が出ます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 生クリームと果物のため、解凍時に水が出ます。冷凍は向きません。 |
| 温め直し | 温め直しは不要です。切る30分前に冷蔵庫から出すと、口当たりが良くなります。 |
アレンジ
- スポンジをカステラに替えて、しっとりした食感にする
- ヨーグルトを1/3量混ぜたクリームで、さっぱり仕立てに
- ココアスポンジと洋梨で、秋向きの組み合わせに
生クリームとスポンジを使うため、脂質と糖質の多い菓子になります。果物の水分も多く含みます。
講師への質問
- 型から外すときに崩れてしまうときはどうすればいいですか
- 冷やし時間を延ばしてください。3時間では足りないことがあるので、前日に作って一晩置くのが確実です。
- 断面をきれいに切りたいときはどうすればいいですか
- ナイフを湯で温めて水気を拭き、一切りごとに拭き直してください。押さずに引いて切るのがこつです。
- 果物は何を使えばいいですか
- 水分の少ないものを選んでください。いちごやキウイは向きますが、すいかやメロンは水が出て崩れやすくなります。