恵方巻き|レシピと作り方のコツ
恵方巻きは、節分の夜に太巻きを一本まるごと味わう楽しい行事食です。具の並べ方と巻き加減が要のレシピですので、酢飯の広げ方から切らずに仕上げるこつまでお伝えします。
先生の一言
- 巻いても閉じない → 酢飯を向こう側3cm残して広げ、巻き終わりに水を少し塗って押さえます。
- 具がはみ出す → 具の量を欲張らず、断面の直径が4cmに収まる程度にそろえます。
- 酢飯がべたつく → 炊く水を1割減らし、混ぜた後にうちわであおいで表面の水分を飛ばします。
45分調理時間の目安
3人分(太巻き3本)分量
手間あり難しさ
材料(3人分(太巻き3本))
- 米2合普通よりやや少なめの水加減で炊きます
- 米酢大さじ3砂糖と塩を溶かして合わせ酢にします
- 砂糖大さじ2酢に完全に溶かします
- 塩小さじ1酢に混ぜてから使います
- 焼きのり3枚全形。つやのある面を外側にします
- きゅうり1本縦4等分の棒状に切り、種を落とします
- 卵3個しっかり火を通した厚焼き卵にし、1cm角の棒状に切ります
- 干ししいたけの煮物6枚分戻して甘辛く煮て、細切りにします
- かんぴょうの煮物40g煮汁を軽く絞ります
- でんぶ40g色みとして少量ずつ使います
- かに風味かまぼこ6本縦にほぐさず、そのまま並べます
- 三つ葉1束さっとゆでて水気を絞ります
作り方
炊きたてのご飯に合わせ酢を回しかけ、切るように3分混ぜます。
理由: 練らずに切ると米粒がつぶれません。
うちわであおぎながら人肌まで冷まし、ぬれ布巾をかけます。
理由: 湯気を飛ばすとのりが湿りません。
巻きすにのりを置き、酢飯200gを向こう側3cmを残して広げます。
理由: 余白があると巻き終わりが閉じます。
手前から5cmの位置に具を横一列に、高さをそろえて並べます。
理由: 高さがそろうと巻き上がりが丸くなります。
手前を持ち上げ、具を押さえながら向こう側の余白まで一気に巻きます。
理由: 一息で巻くと空洞ができません。
巻きすの上から両手で20秒締め、形を整えて2分置きます。
理由: 置く間にのりが落ち着き、ほどけません。
巻きすを外し、器に並べます。切らずに一本のまま供します。
理由: 行事としては切らずにいただく家庭が多いです。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 当日中に食べ切るのが基本です。やむを得ない場合はラップで包み野菜室で6時間まで。 |
|---|---|
| 冷凍 | 酢飯とのりの食感が落ちるため冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 温め直しはせず、冷蔵した場合は20分ほど室温に戻していただきます。 |
アレンジ
- 焼いた鮭のほぐし身と大葉を巻くと、子どもも食べやすい一本になります。
- きんぴらごぼうと厚焼き卵だけの野菜中心の巻きも、あっさりして食が進みます。
- のりを半分に切って細めに巻くと、量を加減したい方にちょうどよくなります。
卵や魚のたんぱく質と野菜が一本にまとまり、汁物を添えると献立が整います。
講師への質問
- 巻きすがないときはどうすればいいですか
- 厚手のラップを30cm広げ、その上にのりを置いて巻けます。ラップごと20秒締めてから外してください。
- 具は何品入れればいいですか
- 七品にする家庭が多いですが決まりではありません。断面の直径が4cmに収まるなら四品でも五品でも構いません。
- 卵の火の通りが心配なときはどうすればいいですか
- 厚焼き卵は弱火で巻きながら焼き、中心まで固まってから取り出してください。半熟の状態では巻かないでください。