ファッジ|レシピと作り方のコツ
ひと切れで満ち足りる、濃くてなめらかな口どけ。ファッジはチョコレートと練乳を合わせて冷やし固める菓子で、火にかける時間はごく短く、混ぜ方さえ守れば失敗の少ない一品です。作り方を順にお伝えします。
先生の一言
- 生地がざらつく → 火にかけたままチョコレートを混ぜたのが原因です。次は必ず火を止め、余熱で溶かしてください。
- 固まらない → 練乳の量が多いか冷却不足です。冷蔵庫で追加2時間冷やし、それでも緩ければ刻んで温かい牛乳に溶かし、飲み物に回します。
- 切ると崩れる → 包丁が冷たいままです。刃を湯で温めて水気を拭き、一切りごとに拭き直してください。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 製菓用チョコレート200g刻んで小さめにそろえる。板チョコなら手で細かく割る
- 加糖練乳150g計量スプーンに油を薄く塗ると量りやすい
- 無塩バター20g1cm角に切り室温に戻す
- 牛乳大さじ1冷たいままでよい
- 塩小さじ1/4甘さを締めるので必ず入れる
- バニラオイル2〜3滴なければ省いてよい
- くるみ40g160度で8分から焼きし粗く刻む
- 粉砂糖適量仕上げにふる。省略可
作り方
型(15cm角程度)にオーブンシートを敷き、四隅を折り込んで密着させます。
理由: 先に型を用意しておくと、生地が固まり始めても慌てずに流し込めます。
鍋に練乳、バター、牛乳、塩を入れ、弱火で2分ほど混ぜて温めます。
理由: 弱火を守るのは、練乳が焦げると苦みが出るためです。
火を止め、刻んだチョコレートを一度に加えて30秒待ちます。
理由: 余熱で溶かすと分離しません。すぐ混ぜると粒が残ります。
ゴムべらで中心から円を描くように、つやが出るまで1分混ぜます。
理由: 泡立てず静かに混ぜるのは、空気が入ると口どけが粗くなるためです。
くるみとバニラオイルを加え、5回ほど切るように混ぜます。
理由: 混ぜすぎるとくるみの油が出て生地が緩みます。
型に流してへらで表面をならし、冷蔵庫で2時間以上冷やし固めます。
理由: しっかり冷やすと切り口がまっすぐ立ちます。
型から出し、温めて拭いた包丁で2cm角に切り分けます。
理由: 刃を温めると断面がなめらかになり、崩れません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器に入れて冷蔵で5〜7日が目安です。切り分けた面同士がくっつくので、間にオーブンシートを挟んでください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1切れずつラップで包み冷凍用袋へ入れて1か月が目安です。 |
| 温め直し | 温め直しは不要です。冷凍したものは冷蔵庫に移して2時間置き、食べる10分前に室温に出すと口どけが戻ります。 |
アレンジ
- くるみの代わりにアーモンドやカシューナッツを同量で。から焼きしてから刻むと香りが立ちます。
- チョコレートの半量をホワイトチョコに替えると、甘さが増すので塩を小さじ1/3に。
- インスタントコーヒーを小さじ1、牛乳に溶かして加えると大人向けの後味になります。
乳成分と糖質、ナッツ由来の脂質を含みます。
講師への質問
- 分離してぼそぼそになるのはどうすればいいですか
- 火を止めてからチョコレートを入れ、30秒待ってから静かに混ぜてください。分離したら牛乳を小さじ1ずつ足し、弱火で温めながら混ぜると戻ることがあります。
- 甘さを抑えるにはどうすればいいですか
- カカオ分の高いチョコレートに替え、塩を小さじ1/3に増やすのが目安です。練乳は生地を固める役目もあるため、減らしすぎると固まりません。
- 贈り物にするにはどうすればいいですか
- しっかり冷やしてから2cm角に切り、一つずつ紙のカップに入れてください。常温では緩むため、保冷剤を添えて渡し、冷蔵庫での保管を伝えると安心です。