フライパンで焼きおにぎり|レシピと作り方のコツ
香ばしい焦げ目こそが、フライパンで焼きおにぎりを作るときの一番のごちそうです。網がなくても、油の量と返す回数さえ決めておけば形は崩れません。握り方から仕上げのたれの塗り方まで、作り方を順に追います。
先生の一言
- 焼いている途中でぼろぼろ崩れる → 握りが緩いのが原因です。強めに握り直し、五分乾かしてから焼いてください。
- 底だけ真っ黒で中が冷たい → 火が強すぎます。中火を保ち、返す回数を一度に減らします。
- たれが苦い → 塗るのが早すぎます。両面が固まってから弱火に落とし、そこで塗ってください。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 温かいご飯600g炊きたてを五分ほど冷ましてから握ります
- しょうゆ大さじ2みりん・砂糖と合わせてたれにします
- みりん大さじ1照りを出す役目です
- 砂糖小さじ1先に溶かしておくとムラが出ません
- ごま油大さじ1フライパン全体に薄くのばします
- 白いりごま小さじ2握る前にご飯へ混ぜ込みます
- 塩小さじ1/4手水に溶かして使います
- かつお節3g細かくもんでご飯に混ぜます
作り方
しょうゆ・みりん・砂糖を混ぜ、電子レンジ600Wで20秒温めて砂糖を溶かします。
理由: 先に溶かしておくと、塗ったときに甘みが片寄りません。
ご飯に白ごまとかつお節を混ぜ、塩を溶かした手水で三角に固めに握ります。
理由: 少し強めに握ると、焼いている途中で崩れません。
握ったおにぎりをまな板に並べ、5分置いて表面を乾かします。
理由: 表面が乾くと焦げ目が均一につきます。
フライパンにごま油をひき、中火で1分温めてからおにぎりを並べ、触らずに3分焼きます。
理由: 動かさないほうが面が固まって形を保てます。
焼き色がついたら返し、中火のまま3分焼きます。返すのは一度だけにします。
理由: 何度も返すと角が欠けます。
弱火に落とし、たれを刷毛で塗って片面1分ずつ焼きます。
理由: 弱火にしてから塗ると、たれが焦げて苦くなりません。
もう一度たれを塗り、各面を30秒ずつ焼いて香りを立ててから火を止めます。
理由: 二度塗りで照りとこうばしさが決まります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 一つずつラップで包み、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一つずつ包んで保存袋に入れ、冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷凍のまま電子レンジ600Wで2分温め、続けてトースターで3分焼くと表面が戻ります。 |
アレンジ
- しょうゆの代わりにみそ大さじ2とみりん大さじ1を練り、同じ手順で塗るみそだれ版。
- 焼き上がりに熱いだしを注ぐ焼きおにぎり茶漬け。刻んだ三つ葉を添えます。
- たれを塗った後に細切りのチーズをのせ、ふたをして弱火で1分溶かす仕立て。
ご飯の炭水化物に、ごまとごま油の脂質が少量加わります。
講師への質問
- フライパンにくっついてしまうときはどうすればいいですか
- 油が足りないか、温まる前に並べたのが原因です。中火で一分しっかり温め、ごま油を全体にのばしてから置いてください。
- 冷やご飯でも作れますか
- 作れます。電子レンジ六百ワットで一分半温め、湯気が落ち着いてから握ってください。冷たいままだと握りがまとまりません。
- たれを塗るタイミングはどうすればいいですか
- 両面に焼き色がつき、表面が固まってからです。焼きはじめに塗ると糖分が先に焦げ、中まで火が入る前に苦くなります。