フルーツケーキ|レシピと作り方のコツ
洋酒に漬けた果物がぎっしり詰まったフルーツケーキは、日ごとに味がなじんでいくお菓子です。焼き縮みさせない混ぜ方と、寝かせる時間まで含めた作り方を順に追っていきましょう。
先生の一言
- 生地が分離してぼそぼそになった → 卵が冷たすぎます。常温に戻し、少量ずつ加えてください。
- 果物が底に沈んだ → 生地がゆるい合図です。果物に薄力粉小さじ1をまぶしてから混ぜます。
- 表面だけ焦げて中が焼けていない → 温度が高すぎます。15分ほどでアルミ箔をかぶせ、160度に下げてください。
90分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 無塩バター120g常温に戻し、指がすっと入る硬さにする
- 粉砂糖110gふるってダマを取る
- 卵2個(100g)常温に戻して溶いておく
- 薄力粉130gベーキングパウダーと合わせてふるう
- ベーキングパウダー小さじ1/2薄力粉とよく混ぜる
- ドライフルーツ200gレーズンやいちじく、オレンジピールを粗く刻む
- ラム酒大さじ2半量は果物用、半量は焼き上がりに塗る
- くるみ40g乾煎りして粗く刻む
- 塩ひとつまみ砂糖と一緒に加えて甘さを締める
作り方
ドライフルーツにラム酒大さじ1をまぶし、ふたをして一晩置きます。
理由: 果物が先に水分を含むと、生地から水気を奪いません。
バターを泡立て器で2分練り、粉砂糖と塩を3回に分けて加え、白っぽくなるまで混ぜます。
理由: 空気を含ませておくと、焼き上がりが軽くなります。
溶き卵を6回に分けて加え、その都度しっかり混ぜます。
理由: 一度に入れると分離し、口当たりが粗くなります。
ふるった粉類を加え、ゴムべらで底から返すように20回混ぜます。
理由: 練りすぎると粘りが出て、硬いケーキになります。
漬けた果物とくるみを加えてさっと混ぜ、型に入れて表面をならします。
理由: 混ぜすぎると果物の色が生地に移ります。
170度に温めたオーブンで50〜55分焼き、竹串に生地が付かなければ焼き上がりです。
理由: 串に湿った生地が付くなら、5分ずつ焼き足してください。
熱いうちに残りのラム酒を刷毛で塗り、冷めたらラップで包んで3日置きます。
理由: 寝かせると香りが全体に回り、しっとりします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ラップで包んで冷蔵で2週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けて一切れずつ包み、冷凍で1か月が目安です。 |
| 温め直し | 食べる30分前に室温へ戻すか、切り分けをオーブントースターで1分温めます。 |
アレンジ
- 洋酒の代わりにオレンジ果汁で果物を漬ける
- 紅茶の葉を小さじ1加えて香りを重ねる
- マフィン型で焼いて配りやすくする
バターと砂糖、ドライフルーツを使うため、エネルギーは高めです。
講師への質問
- お酒が苦手な家族がいるときはどうすればいいですか
- ラム酒をオレンジ果汁に替えてください。香りは穏やかになりますが、しっとり感は同じように出ます。
- 生地が硬く焼き上がってしまうときはどうすればいいですか
- 粉を混ぜすぎている場合がほとんどです。粉けが消えたところで手を止めてください。
- 食べごろはどう見極めればいいですか
- 包んで3日置いたころが目安です。切り口がしっとりして、果物の香りが全体に回っていれば食べごろです。