ふわふわかき氷|レシピと作り方のコツ
口に入れた瞬間に消えるふわふわかき氷は、氷の作り方と削るときの温度でほとんど決まります。家庭の冷凍庫と削り器でそこに近づける手順を、時間の目安つきでお伝えします。
先生の一言
- 氷が粉のように飛び散る → 氷が冷たすぎます。室温に十五分置いて表面をゆるめてから削ってください。
- 削ったそばから溶けて水になる → 器が常温です。器を冷凍庫で十分冷やしてから盛ってください。
- シロップが下にたまる → 一度にかけています。半分削ったところで一度かけ、残りを削ってからもう一度かけます。
30分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 水600ml製氷用。一度沸かして冷ますと空気が抜け、透明な氷になります
- いちご200gへたを取り、5mm角に刻みます。冷凍いちごでも構いません
- グラニュー糖70gシロップ用。いちごの甘さで加減します
- 水(シロップ用)50ml砂糖を溶かすために使います
- レモン汁小さじ1仕上げに加え、色と香りを立てます
- 練乳大さじ4仕上げに回しかけます
- 牛乳大さじ2練乳を伸ばして回しやすくします
- ゆであずき大さじ4好みで。市販の缶詰で構いません
- 白玉6個好みで。ゆでて冷水に取っておきます
作り方
水を一度沸かして冷まし、製氷容器に入れて冷凍庫で8時間以上凍らせます。
理由: 沸かして空気を抜くと、透明でかたくない氷になり削りやすくなります。
小鍋にグラニュー糖と水50mlを入れ、弱火で3分かけて砂糖を溶かします。
理由: 沸騰させると煮詰まって色が変わります。溶けたら火を止めます。
刻んだいちごを加えて弱火で5分煮て、火を止めてレモン汁を混ぜます。
理由: 火を止めてからレモンを入れると、色も香りも鮮やかに残ります。
シロップを冷まして冷蔵庫で30分冷やし、練乳と牛乳を混ぜておきます。
理由: 冷たいシロップをかけると氷が溶けにくく、形が崩れません。
削る15分前に氷を冷凍庫から出し、室温に置いて表面を少しゆるめます。
理由: かちかちのまま削ると粉状になります。ゆるめると薄く削れてふわりとします。
器を冷やしておき、削り器の刃を浅めに調整して山を作るように削ります。
理由: 刃が深いと粒が粗くなります。浅く薄く削るのがふわふわの正体です。
半分削ったところでシロップを回しかけ、残りを削って上からも回します。
理由: 途中でかけると内側まで味が届き、最後まで薄くなりません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | シロップは煮沸した瓶に入れて冷蔵で1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 氷は密閉袋に入れて冷凍で2週間。においが移らないよう二重に包んでください。 |
| 温め直し | 温め直す料理ではありません。シロップは冷蔵のまま使ってください。 |
アレンジ
- いちごを桃200gに替えると、香りのやさしい夏らしい味になります。
- 抹茶小さじ2を湯大さじ2で溶き、シロップに混ぜると和風の一杯になります。
- 牛乳300mlと砂糖大さじ3を凍らせて削ると、ミルク氷になります。
果物から食物繊維とビタミンCを、練乳からカルシウムを含みます。
講師への質問
- 氷を凍らせる時間はどれくらい見ればいいですか
- 八時間以上、できれば一晩置いてください。中心まで凍っていない氷は削るときに崩れます。
- 削り器がないときはどうすればいいですか
- 凍らせた果物と牛乳を合わせ、フードプロセッサーで細かくしてください。食感は変わりますが冷たい一皿になります。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- グラニュー糖を50gに減らし、果物の量を250gに増やしてください。果物の甘みで補えます。