牛乳アイス|レシピと作り方のコツ
冷凍庫に材料が三つあれば作れてしまうのが、牛乳アイスの気楽さです。生クリームを少しだけ加えると口どけが変わります。分量と混ぜる回数さえ守れば失敗しない作り方を、教室で教えている手順のままお伝えします。
先生の一言
- 氷の粒がじゃりじゃりする → 途中のほぐしが足りません。2回のほぐしを必ず入れ、そのつど底からかき混ぜてください。
- 固すぎてスプーンが入らない → 砂糖が少ないと固く凍ります。次回は70gを守り、食べる前に5分室温におきます。
- 口の中で水っぽい → 生クリームを省いた場合に起きます。100gを加えるか、牛乳を50g減らして濃度を上げてください。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 牛乳400g冷たいまま使わず、計量後に鍋へ
- 生クリーム100g乳脂肪分35%前後のもの
- グラニュー糖70g上白糖でも可、その場合は65g
- コーンスターチ大さじ1牛乳大さじ2で溶いてから加える
- バニラオイル小さじ1/4香りづけ、なければ省略可
- 塩ひとつまみ甘みを引き締める役
作り方
牛乳のうち大さじ2を取り分け、コーンスターチを溶いておきます。
理由: 先に溶かないと鍋の中で粉が固まり、口当たりがざらつきます。
残りの牛乳、砂糖、塩を鍋に入れ、中火で3分ほど温めて砂糖を溶かします。
理由: 沸かすと膜が張るので、鍋肌に泡が出る手前で止めます。
弱火にして溶いたコーンスターチを回し入れ、2分混ぜてとろみをつけます。
理由: とろみが凍ったときの氷の粒を細かくしてくれます。
火を止め、生クリームとバニラオイルを加えて混ぜ、粗熱を取ります。
理由: 熱いうちに生クリームを煮ると分離しやすくなります。
保存容器に流し、冷凍庫で2時間おきます。
理由: 浅い容器のほうが早く均一に冷えます。
縁が固まったらフォークで全体をほぐし、さらに1時間おいてもう一度ほぐします。
理由: この2回のほぐしで、なめらかさがはっきり変わります。
最後に2時間冷やし固めて、器に盛ります。
理由: 食べる5分前に室温へ出すとすくいやすくなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 溶けたものを冷蔵で戻すことはできません。作ったら冷凍で保存してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 密閉容器に入れて冷凍で2週間が目安です。表面にラップを密着させると霜がつきにくくなります。 |
| 温め直し | 温め直しはしません。固いときは室温に5〜10分おいてからすくいます。 |
アレンジ
- きな粉大さじ2と黒みつを加えると和風になります。
- レモンの皮のすりおろし少々を最後に混ぜると後味が軽くなります。
- 砂糖を10g減らし、あんこ80gを二度目のほぐしで混ぜ込むとあずき味になります。
牛乳由来のたんぱく質とカルシウムを含みます。
講師への質問
- 生クリームがないときはどうすればいいですか
- 牛乳を450gにして、コーンスターチを大さじ1と1/2に増やしてください。あっさりしますが、氷っぽさは抑えられます。
- アイスクリームメーカーがなくても大丈夫ですか
- 大丈夫です。途中のほぐしがその代わりになります。2回を面倒がらずに行えば、なめらかさは十分に出ます。
- 甘さを控えたいときはどう調整すればいいですか
- 砂糖は60gまでにしてください。それ以下にすると凍り方が固くなり、すくえない仕上がりになります。