牛乳スープ|レシピと作り方のコツ
冷えた朝、体の内側からほどけていくような一杯です。牛乳スープは野菜をバターで炒めてから牛乳を注ぎ、決して煮立てないことだけ守れば、分離のないなめらかな仕上がりになります。
先生の一言
- 表面にぶつぶつと分離が出た → 煮立てています。弱火に落とし、細かい泡が立つ手前で止めてください。
- とろみがつかない → 薄力粉が粉のまま残っています。炒めた油になじませてから水を入れます。
- 味がぼやける → 塩を入れる前に一度味をみてください。牛乳の甘みで薄く感じるので、塩をひとつまみずつ足します。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 牛乳600ml冷蔵庫から出して常温に近づける
- 水300ml先に野菜を煮るのに使う
- 玉ねぎ150g繊維を断つように薄切り
- じゃがいも200g1.5cm角に切って水にさらす
- にんじん80g5mm厚さのいちょう切り
- ベーコン60g1cm幅に切る
- バター15g焦がさないよう弱めの火で溶かす
- 薄力粉大さじ1ふるって加える
- 洋風スープの素小さじ2顆粒タイプ
- 塩小さじ1/3最後に味をみて足す
- こしょう少々仕上げに
- パセリ適量みじん切り
作り方
鍋にバターを溶かし、玉ねぎとベーコンを中火で3分炒めます。
理由: 玉ねぎが透き通るまで炒めると甘みが出ます。
にんじんとじゃがいもを加えて2分炒め、薄力粉をふり入れて混ぜます。
理由: 粉を油になじませておくと、だまになりません。
水とスープの素を加え、中火で10分、じゃがいもがやわらかくなるまで煮ます。
理由: 先に水で煮ると野菜に火が通りやすくなります。
弱火に落とし、牛乳を3回に分けて注ぎながら混ぜます。
理由: 一度に入れると温度が下がって分離しやすくなります。
表面が細かく揺れる程度の弱火で5分温め、沸騰させません。
理由: 煮立てるとたんぱく質が固まり、口当たりが荒れます。
塩とこしょうで味をととのえ、パセリを散らして器によそいます。
理由: 塩は最後に入れるほうが分離を防げます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷まして保存容器に入れ、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 分離しやすいため冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で5分、混ぜながら温めます。電子レンジなら600Wで2分です。 |
アレンジ
- コーンを加えると、甘みのある子ども向けの一杯になります。
- 白菜とかぶに替えると、和の食卓にもなじみます。
- 仕上げに粉チーズ大さじ1を溶かすと、濃厚さが増します。
牛乳はカルシウムとたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 牛乳が分離してしまうときはどうすればいいですか
- 火を強めすぎです。牛乳を入れたら弱火のまま、表面が細かく揺れる程度で温めてください。塩の投入も最後にします。
- とろみをもっとつけたいときはどうすればいいですか
- じゃがいもの三分の一を木べらでつぶしてください。粉を足すよりも自然なとろみになり、味も濁りません。