白菜のお弁当おかず|レシピと作り方のコツ
冬の白菜は甘みが出て、少しの調味料でしっかり味がのります。白菜のお弁当おかずは水気との付き合い方が全てで、片栗粉でとろみをつけて豚ひき肉と合わせれば、翌朝も汁が出ません。二十分で作れる一品です。
先生の一言
- 弁当箱の底に汁がたまった → 水溶き片栗粉が煮立つ前に火を止めています。とろみをつけたあと必ず1分は加熱を続けてください。
- 白菜がくたくたになって食感がない → 葉を入れてからの炒め時間が長すぎます。葉は2分で火を止め、余熱で仕上げます。
- 味がぼやけて薄い → 白菜の水分で薄まっています。しょうゆの半量を最後に加える手順を守り、それでも薄ければ小さじ1/2ずつ足してください。
20分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 白菜300g芯は5mm幅のそぎ切り、葉は3cm角に分けて切る
- 豚ひき肉150g冷蔵庫から出して10分ほど室温に戻す
- しょうが10g皮をむいてみじん切り
- ごま油大さじ1フライパン全体に広げてから火にかける
- しょうゆ大さじ1と1/2半量は仕上げに回しかける分として残す
- みりん大さじ1酒と合わせて先に混ぜておく
- 酒大さじ1みりんと合わせておく
- 砂糖小さじ2白菜の甘みを補う量なので控えめに
- 片栗粉小さじ2同量の水で溶き、使う直前にもう一度混ぜる
- 白いりごま小さじ1指でひねりつぶしてから加える
作り方
白菜は芯と葉に分け、芯は5mm幅のそぎ切り、葉は3cm角に切ります。
理由: 芯と葉では火の通りが倍ほど違うので、切り分けておくと同時に仕上がります。
フライパンにごま油としょうがを入れ、弱火で1分ほど香りを出します。
理由: 冷たい油から温めると、しょうがの香りが焦げずに油へ移ります。
中火にして豚ひき肉を入れ、3分ほどほぐしながら炒め、赤みが完全に消えるまで火を通します。
理由: 肉の色が全体に変わるまで炒めるのが、弁当に入れるおかずの最低条件です。
白菜の芯を加えて中火で2分、続けて葉を加えて2分炒めます。
理由: 芯を先に入れることで、葉がくたびれる前に芯へ火が入ります。
しょうゆ大さじ3/4、みりん、酒、砂糖を加え、中火で3分煮からめます。
理由: この間に白菜から水分が出るので、あとで足す調味料の量が決まります。
水溶き片栗粉を回し入れ、弱火で1分混ぜてとろみをつけます。
理由: 沸いた状態で加えないとでんぷんが固まらず、時間がたって水が出ます。
残りのしょうゆ大さじ3/4といりごまを加え、ひと混ぜして火を止めます。
理由: 仕上げのしょうゆは香りを立てる役目で、最初から全量入れると飛んでしまいます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱をとって密閉容器に入れ、冷蔵で3日を目安に食べ切ってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍で3週間が目安です。とろみがついているので解凍後も水が出にくくなります。 |
| 温め直し | 冷蔵なら電子レンジ600Wで1分、冷凍なら冷蔵庫で一晩戻してから1分半温め、中心まで熱くしてから詰めます。 |
アレンジ
- 豚ひき肉を鶏ひき肉に替え、しょうがを倍にすると軽い味わいになります。鶏の場合も中心まで白くなるまで炒めてください。
- 仕上げに豆板醤を小さじ1/3加えると、大人向けの弁当おかずになります。
- 溶き卵1個分を回し入れ、しっかり火を通してとじると、白菜だけのときよりボリュームが出ます。
白菜は水分が多く、豚ひき肉と合わせることでたんぱく質を含む一品になります。
講師への質問
- 朝に作る時間がないときはどうすればいいですか
- 前の晩に作って冷蔵し、朝は電子レンジ600Wで1分温めてから、粗熱をとって詰めてください。温かいまま蓋をすると水滴がたまります。
- 白菜の芯が余ってしまうときはどうすればいいですか
- 5mm幅に切って塩小さじ1/3をふり、10分置いて水気を絞れば浅漬けになります。同じ弁当の副菜として詰められます。
- 冷めても固くならないようにするにはどうすればいいですか
- ごま油を使い、火を止める直前に小さじ1/2だけ追加してください。油の膜が残り、冷えても口当たりが変わりません。