ホームベーカリーの食パン|レシピと作り方のコツ
朝、焼き上がりの音で目が覚める——それだけで一日が違います。ホームベーカリーの食パンは計量と水温さえ守れば、耳までやわらかい一斤が誰にでも焼けます。作り方の勘どころをお伝えします。
先生の一言
- 上面がへこんだ → 水分が多すぎです。次回は水を5ml減らし、夏場は冷水を使ってください。
- ふくらまない → イーストが古いか、塩と接触しました。開封後は冷蔵保存し、置く位置を離してください。
- 耳が固い → 焼き色設定が濃すぎます。うすめに変え、砂糖とバターを各2g増やすと柔らかくなります。
240分調理時間の目安
4人分(1斤・8枚切りで8枚)分量
かんたん難しさ
材料(4人分(1斤・8枚切りで8枚))
- 強力粉250g必ずはかりで量る。カップ計量は誤差が出ます
- 水180ml夏は冷水、冬は30度のぬるま湯にする
- 砂糖18g(大さじ2)酵母の働きを助ける
- 塩5g(小さじ1)イーストと直接触れない位置に置く
- 無塩バター20g1cm角に切って冷やしておく
- スキムミルク6g(大さじ1)なければ水の一部を牛乳に替える
- ドライイースト3g(小さじ1)専用の投入口へ。塩から離す
作り方
パンケースに水を先に入れ、強力粉を上からかぶせるように加えます。
理由: 粉が水にふたをすると、イーストが早く働き出すのを防げます。
粉の四隅に砂糖、塩、スキムミルクを離して置き、中央にくぼみを作ります。
理由: 塩とイーストが直接触れると、発酵の力が落ちます。
バターを角に置き、イーストを専用の投入口に入れます。
理由: バターは後半のこねで混ざるほうが、生地の伸びがよくなります。
食パンコースを選び、焼き色をふつうにして開始します。約4時間で焼き上がります。
理由: はじめは標準設定で焼き、次回から好みに寄せると失敗しません。
焼き上がったらすぐケースから出し、網の上で20分以上冷まします。
理由: 入れたままだと蒸気がこもり、耳が湿ってしぼみます。
完全に冷めてから、波刃のパン切り包丁で切り分けます。
理由: 熱いうちに切ると刃に生地がつき、断面がつぶれます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵はでんぷんが老化して固くなるため向きません。常温で密閉し2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切ってから1枚ずつラップし、冷凍で3週間。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで4分。表面に霧を吹くと、中がしっとり戻ります。 |
アレンジ
- 強力粉のうち30gを全粒粉に替えると、香ばしさと噛みごたえが出ます。
- 水の半量を牛乳に替えると、きめが細かく甘みのある生地になります。
- レーズン50gを専用の投入口に入れると、朝食向きの一斤になります。
小麦由来の糖質とたんぱく質、バターの脂質を含みます。
講師への質問
- 食パンがふくらまないときはどうすればいいですか
- イーストの鮮度と水温を確かめてください。開封後は冷蔵で1か月が目安、水は冬なら30度、夏は冷水にします。
- 予約タイマーを使うにはどうすればいいですか
- 夏場は生地が傷むので避けるか、水を冷水にしてください。牛乳や卵を使う配合では、タイマーを使わないほうが安心です。
- 切り口がぼろぼろになるときはどうすればいいですか
- 熱いうちに切っています。網の上で最低20分、できれば1時間冷ましてから、波刃の包丁で引くように切ってください。