ほうれん草のキッシュ|レシピと作り方のコツ
ほうれん草のキッシュは、切り分けた断面の緑がきれいで、来客の日にも普段の夕食にも向きます。卵液は中心までしっかり火を通し、ほうれん草の水気は絞りきる。この二点を守れば、底がべたつきません。
先生の一言
- 底が湿ってべたつく → パイ生地を15分から焼きし、具の水気を完全に飛ばしてから入れます。
- 中心が固まらない → 焼き時間を5分ずつ足し、竹串で澄んだ液が出るまで焼きます。
- 表面だけ焦げる → 20分過ぎたらアルミホイルをかぶせ、中心に火を通します。
60分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 冷凍パイシート2枚(220g)冷蔵庫で20分解凍する
- ほうれん草200g(1束)ゆでて水気を強く絞り、3cm長さに切る
- ベーコン80g1cm幅に切る
- 玉ねぎ120g薄切り
- 卵3個室温に戻して溶きほぐす
- 生クリーム150ml
- 牛乳100ml
- 溶けるチーズ80g
- 塩小さじ1/2
- こしょう少々
- バター10g炒め用
作り方
パイシートをつなげて型に敷き込み、フォークで底に穴を開けます。
理由: 穴を開けると生地が浮き上がらず、平らに焼けます。
重しをのせて190度のオーブンで15分から焼きし、取り出します。
理由: 先に焼いておくと、卵液を入れても底がべたつきません。
フライパンにバターを溶かし、ベーコンと玉ねぎを中火で5分炒めます。
理由: 水分を飛ばすと、焼き上がりに水が出ません。
ほうれん草を加えて中火で1分炒め、塩とこしょうをして冷まします。
理由: 熱いまま卵液に入れると、そこだけ先に固まります。
卵、生クリーム、牛乳を混ぜ、こし器を通してなめらかにします。
理由: こすと、焼き上がりの舌触りが格段によくなります。
から焼きした生地に具とチーズを広げ、卵液を静かに注ぎます。
理由: 具を先に敷くと、全体に均一に散らばります。
180度で30〜35分焼き、中心を竹串で刺して澄んだ液が出れば完成です。
理由: 卵は中心まで完全に火を通す必要があるためです。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 切り分けずに冷蔵3日。切り口が乾かないようラップをします。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一切れずつ包んで冷凍3週間。生地の食感はやや落ちます。 |
| 温め直し | トースターで6分、冷凍からなら12分。中心まで熱くしてから食べます。 |
アレンジ
- ベーコンをきのこ100gに替え、しっかり炒めて水分を飛ばします。
- 生クリームを牛乳に替え、合計250mlにして軽い口当たりにします。
- 型を使わず、耐熱皿に具と卵液だけ入れて生地なしで焼きます。
卵と乳製品のたんぱく質、野菜を合わせた一皿です。
講師への質問
- パイシートがうまく敷き込めないときはどうすればいいですか
- 冷蔵庫で20分だけ解凍し、指で押せる固さで扱います。やわらかくなりすぎたら、5分冷やしてから続けてください。
- から焼きの重しがないときはどうすればいいですか
- オーブンシートを敷いて生米や乾燥豆をのせれば代用できます。焼いた米は炊飯には使わず、重し用に取っておきます。
- 焼き上がりを確かめるにはどうすればいいですか
- 中心に竹串を刺し、澄んだ液だけが出れば火が通っています。白く濁った液が出るときは5分ずつ追加で焼いてください。