ホタテパスタ|レシピと作り方のコツ
貝柱の甘みは、余計な手を加えないほうがよく出ます。ホタテパスタは、フライパンひとつで作れて、白ワインがなくても酒とバターで香りが立つ一皿です。家庭のコンロで失敗しない作り方をご案内します。
先生の一言
- ホタテが縮んで硬い → 焼きすぎです。片面2分を守り、残りは余熱で仕上げます。
- ソースが水っぽい → ゆで汁の入れすぎです。80mlから始め、足りないときだけ足します。
- 味がぼやける → 麺のゆで塩が足りません。湯2Lに塩大さじ1が目安です。
25分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- スパゲッティ240g1.6mmの太さが絡みやすく扱いやすいです
- ホタテ貝柱240g加熱用。厚みがあれば横半分に切ります
- にんにく1かけ(約5g)薄切りにして中心の芯を取り除きます
- オリーブオイル大さじ2香り出し用に冷たいうちから使います
- バター15g仕上げ用。冷蔵庫から出したてで構いません
- 酒大さじ2白ワインがあれば同量で代えられます
- 醤油小さじ2鍋肌から回し入れます
- 塩小さじ1/2ホタテの下味用。ゆで塩とは別です
- 黒こしょう少々仕上げに粗くひきます
- 万能ねぎ3本小口切りにして水気をふきます
- パスタのゆで汁80mlゆで上がり直前におたまで取り分けます
作り方
鍋に湯2Lを沸かし、塩大さじ1を入れてスパゲッティを袋の表示より1分短くゆでます。
理由: あとでソースと1分あおるので、その分だけ早く上げます。
ホタテは水気をしっかりふき、塩をふって5分おきます。
理由: 表面の水分が抜けると、焼き色がきれいにつきます。
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で3分かけて香りを出します。
理由: 冷たい油から弱火で始めると、焦がさずに香りだけ移せます。
中火にしてホタテを並べ、片面2分ずつ、中心まで火が通るまで焼きます。
理由: 動かさずに焼くと、うまみが流れ出さずに閉じ込められます。
酒を加えて30秒煮立て、醤油とゆで汁80mlを入れて中火で1分煮ます。
理由: ゆで汁のでんぷんが油と水分をつないでくれます。
ゆで上げた麺とバターを加え、強めの中火で1分あおって絡めます。
理由: 手早く動かすほどソースが乳化して麺に密着します。
火を止めて黒こしょうと万能ねぎを散らし、器に盛ります。
理由: 火を止めてから薬味を入れると、香りが飛びません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で1日が目安です。密閉容器に入れ、翌日中に食べきってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 麺が水分を失ってもろくなるため、冷凍には向きません。 |
| 温め直し | フライパンに水大さじ2を足し、ふたをして中火で2分温め直します。 |
アレンジ
- しめじやマッシュルームを加えて、きのこの香りを重ねる
- ミニトマトを半分に切って加え、酸味のある軽い味に振る
- 仕上げに大葉のせん切りと刻み海苔をのせて和風に寄せる
ホタテはたんぱく質を含み、パスタと合わせると一皿で炭水化物も一緒に摂れます。
講師への質問
- 冷凍のホタテを使うときはどうすればいいですか
- 冷蔵庫で半日かけて解凍し、水気を丁寧にふいてから焼いてください。急ぐときは塩水につけると早く戻ります。
- にんにくが苦手な家族がいるときはどうすればいいですか
- にんにくを丸ごと1かけつぶして入れ、香りが出たら取り出します。風味だけ残り、当たりがやわらぎます。
- バターを使わずに仕上げたいときはどうすればいいですか
- オリーブオイルを大さじ1追加し、ゆで汁を20ml足してよくあおってください。とろみは十分につきます。