いちごケーキ|レシピと作り方のコツ
断面に赤がのぞいた瞬間の歓声が、いちごケーキを焼く楽しみです。しっとりしたスポンジと生クリーム、たっぷりのいちご。難しく見えて、卵の泡立てと冷やす時間さえ守れば家庭のオーブンで作れます。
先生の一言
- スポンジがしぼむ → 泡立て不足か焼き足りません。跡が3秒残るまで泡立て、28分は焼いてください。
- クリームがゆるい → 室温が高すぎます。ボウルを氷水にあて、八分立てで止めます。
- 切ると崩れる → 冷やし時間が短すぎます。組み立て後、冷蔵で1時間はおいてください。
90分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 卵3個(150g)室温に戻す。中心まで焼き上げる
- グラニュー糖90gスポンジ生地用
- 薄力粉90g2回ふるう
- バター30g溶かして50度前後に保つ
- 牛乳大さじ1溶かしバターに混ぜる
- 生クリーム400ml乳脂肪分40パーセント前後。冷やしておく
- グラニュー糖35gクリーム用
- いちご400g洗ってへたを取り、水気を拭く。半量は薄切り
- 水50mlシロップ用
- グラニュー糖25gシロップ用
- レモン汁小さじ1シロップに加える
作り方
卵と砂糖90gを湯せんで人肌に温め、高速で6分、白くもったりするまで泡立てます。
理由: 生地が落ちて跡が3秒残れば十分です。
薄力粉をふるい入れ、底からすくうように30回さっくり混ぜます。
理由: 混ぜ足りないと粉が残り、混ぜすぎると泡がつぶれます。
溶かしバターと牛乳を生地の一部と混ぜてから全体に戻し、20回混ぜます。
理由: 一度なじませると油脂が沈みません。
18cm型に流し、170度に予熱したオーブンで28〜30分焼きます。
理由: 竹串に生地がつかなければ中心まで焼けています。
型から出して網で1時間冷まし、横半分に切ってシロップを塗ります。
理由: 完全に冷ましてから切ると崩れません。
生クリームに砂糖35gを加え、氷水にあてて八分立てにします。
理由: 冷やしながら泡立てると分離しにくくなります。
クリームといちごをはさんで重ね、全体を塗って冷蔵庫で1時間冷やします。
理由: 冷やす時間が切り口の美しさを決めます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 箱やふた付き容器に入れて冷蔵、2日以内が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | いちごをのせる前のスポンジのみ、ラップで包んで冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷たいままいただきます。冷凍したスポンジは冷蔵庫で半日解凍します。 |
アレンジ
- スポンジの一部を細かくしてグラスに重ねると、トライフル風になります。
- クリームにヨーグルトを大さじ2混ぜると、後味が軽くなります。
- いちごの一部をジャム状に煮て塗ると、酸味がはっきりします。
いちごはビタミンCを含みます。クリームの砂糖を控えると全体の甘さが調整できます。
講師への質問
- スポンジがうまく膨らまないときはどうすればいいですか
- 卵を湯せんで人肌に温めてから泡立ててください。冷たい卵は泡が立ちにくく、量も出ません。
- 前日に作っておいてもいいですか
- スポンジは前日に焼いて包んでおけます。クリームといちごは当日に組み立てるほうが水っぽくなりません。
- いちごが酸っぱいときはどうすればいいですか
- シロップの砂糖を5g増やし、はさむいちごに薄く砂糖をふって10分おいてください。