いかにんじん|レシピと作り方のコツ
細く切ったするめとにんじんをしょうゆの漬け汁で合わせる、いかにんじん。福島で正月に作られてきた常備菜で、日を追うごとに味がなじんでいきます。作り置きの心強い一品として覚えておきたい料理です。
先生の一言
- するめがかたい → 漬ける時間が足りません。冷蔵で丸一日おくと、汁を吸ってちょうどよくなります。
- しょっぱい → 漬け汁が濃いか量が多すぎです。水を大さじ2足し、にんじんを100g追加して薄めます。
- にんじんの青くささが残る → 湯通しを省いた場合に出ます。次は熱湯で20秒だけ通します。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- するめ(乾燥)40gはさみで3cm長さの細切りにします
- にんじん2本(300g)皮をむき、3cm長さのせん切りにします
- しょうゆ大さじ4漬け汁のベースです
- 酒大さじ3煮立ててアルコールを飛ばします
- みりん大さじ3甘みと照りを出します
- 砂糖小さじ2好みで加減します
- だし昆布5cm角1枚細切りにして一緒に漬けます
- 水大さじ2漬け汁をのばします
- 七味唐辛子少々好みで仕上げにふります
作り方
小鍋にしょうゆ、酒、みりん、砂糖、水を入れ、中火で3分煮立てます。
理由: 煮立ててアルコールを飛ばすと、日持ちも味のなじみもよくなります。
細切りにしたするめを加え、弱火で2分加熱してから火を止めます。
理由: 熱い漬け汁でするめに火を通しておくと、安心していただけます。
そのまま20分おいて粗熱を取り、するめをやわらかく戻します。
理由: 急がず漬け汁の中で冷ますと、するめが汁を吸ってしなやかになります。
にんじんをせん切りにし、熱湯で20秒だけゆでてざるに上げ、水気を切ります。
理由: さっと湯通しすると青くささが抜け、味の入りも早くなります。
保存容器にするめ、にんじん、細切りの昆布を入れ、漬け汁を注ぎます。
理由: 汁がかぶるように詰めると、味むらなく仕上がります。
落としラップをして冷蔵庫で半日以上、できれば一晩おきます。
理由: 落としラップで空気を抜くと、上の方まで均一に漬かります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 漬け汁ごと冷蔵で1週間が目安です。清潔な箸で取り分けます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍で1か月が目安です。解凍後は水気を軽く切ります。 |
| 温め直し | 冷たいままいただく料理です。冷凍したものは冷蔵庫で半日かけて戻します。 |
アレンジ
- 細切りの切り昆布を増やすと、とろみが出て箸にまとまります。
- ゆずの皮のせん切りを加えると、正月らしい香りが立ちます。
- 大根のせん切りを加えると、さっぱりして量も増えます。
するめのたんぱく質と、にんじんのβ-カロテンを含みます。
講師への質問
- するめが手に入らないときはどうすればいいですか
- さきいかで代用できます。ただし塩けが強いので、しょうゆを大さじ3に減らしてください。加熱時間も1分で十分です。
- どのくらい漬ければ食べごろですか
- 半日から一晩が目安です。二日目、三日目と味がなじんでいきますので、多めに作って少しずつ食べ進めるのが本来の楽しみ方です。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 砂糖を抜き、みりんを大さじ2に減らしてください。その分しょうゆを大さじ3にすると、辛口の締まった味になります。