かぼちゃカレー|レシピと作り方のコツ
かぼちゃの甘みがルウに溶けて、辛さを丸くしてくれます。かぼちゃカレーは、煮崩す分と形を残す分を分けて入れるのが、味と見た目を両立させるいちばんの要です。
先生の一言
- 全部が煮崩れてかぼちゃの姿が消えた → 一度に入れています。半量を先、半量を後に分けて加えてください。
- 甘すぎて味がぼやけた → 酸味と塩気が足りません。ヨーグルト大さじ2としょうゆ小さじ2を足すと締まります。
- ルウがだまになった → 煮立った鍋に入れています。必ず火を止め、少量ずつ溶かしてから弱火に戻してください。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- かぼちゃ500g種とわたを除き、3cm角に切ります。半量は面取りします
- 豚こま切れ肉250g大きいものは食べやすく切ります
- 玉ねぎ2個(400g)薄切りにして飴色まで炒めます
- にんじん100g乱切りにします
- にんにく1かけみじん切りにします
- しょうが1かけみじん切りにします
- サラダ油大さじ1香味野菜を炒めるために使います
- 水700ml煮込み用です
- カレールウ80g刻んでおくと溶けやすくなります
- しょうゆ小さじ2隠し味として最後に入れます
- ヨーグルト大さじ2無糖のものを仕上げに使います
作り方
鍋に油を熱し、にんにくとしょうがを弱火で2分炒めて香りを立てます。
理由: 弱火にするのは、香味野菜は強火だとすぐ焦げて苦くなるからです。
玉ねぎを加えて中火で12分、色づくまで炒めます。
理由: 甘みを引き出しておくと、砂糖を足さなくてもこくが出ます。
豚肉を入れて中火で4分、赤い部分が完全になくなるまで炒めます。
理由: 肉の中心まで火を通してから煮込みに進むのが基本だからです。
にんじんとかぼちゃの半量、水を加え、強火で煮立ててから弱火で15分煮ます。
理由: 先に入れた分が崩れて、ルウに自然なとろみと甘みを与えます。
残りのかぼちゃを加えて弱火で8分、角が柔らかくなるまで煮ます。
理由: 後入れの分だけ形が残り、食べたときの存在感になります。
火を止めてルウを溶かし、弱火で5分混ぜながら煮てとろみをつけます。
理由: 火を止めてから入れると、ルウがだまにならず均一に溶けます。
しょうゆとヨーグルトを混ぜ、弱火で2分温めて仕上げます。
理由: 酸味を最後に足すと、甘さが単調にならず後口が締まります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って密閉し、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍で1か月が目安です。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で7分、焦げないよう混ぜながら温めます。 |
アレンジ
- 豚肉を鶏もも肉に替え、中心まで火を通すとこくが増します。
- 水の200mlを牛乳に替えると、口当たりがまろやかになります。
- 仕上げにガラムマサラを小さじ1/2振ると、香りが立ち上がります。
かぼちゃの食物繊維と豚肉のたんぱく質を含み、ルウの分の脂質と塩分が加わります。
講師への質問
- とろみが強くなりすぎたときはどうすればいいですか
- 水を50mlずつ足して弱火で2分ずつなじませてください。かぼちゃが溶けている分、水を足しても味は薄まりにくいです。
- 翌日に温め直すときはどうすればいいですか
- 水を大さじ2加えて弱火で7分、混ぜながら温めます。かぼちゃが底に沈んで焦げやすいので、木べらで底を返してください。
- 辛さを控えたいときはどうすればいいですか
- ルウを甘口にし、かぼちゃを100g増やしてください。牛乳やヨーグルトを足すと、辛さの角がさらに取れます。