かぼちゃのケーキ|レシピと作り方のコツ
焼き上がりの黄色とやさしい甘みが持ち味のかぼちゃのケーキ。マッシュしたかぼちゃを生地に混ぜ込むだけで、しっとりした焼き菓子になります。型と温度の目安からご説明します。
先生の一言
- 中心が生焼けだった → 温度が高すぎて表面だけ焼けています。160度に下げて10分延長し、竹串で確かめてください。
- 生地が分離してぼそぼそになった → バターと卵が冷たいままです。両方を室温に戻し、卵は三回に分けて加えます。
- 膨らまず重い仕上がりになった → 粉を混ぜすぎています。ゴムべらで切るように二十回までにしてください。
70分調理時間の目安
3〜4人分(18cmパウンド型1本)分量
ふつう難しさ
材料(3〜4人分(18cmパウンド型1本))
- かぼちゃ正味250g種とわたを取り、皮をむいて3cm角に切ります
- 薄力粉120gふるって加えます。だまが残ると口当たりが悪くなります
- ベーキングパウダー小さじ1薄力粉と一緒にふるいます
- 無塩バター80g室温に戻し、指で押せる固さにします
- 砂糖70gかぼちゃの甘みに合わせて加減します
- 卵2個室温に戻し、溶きほぐして3回に分けて加えます
- 牛乳大さじ2生地がかたいときの調整用です
- 塩ひとつまみ甘みを引き締めます
- シナモンパウダー小さじ1/4好みで。入れなくても構いません
- かぼちゃの種大さじ1飾り用。生地の上に散らします
作り方
かぼちゃを耐熱皿に入れてラップをし、600Wで6分加熱して熱いうちにつぶします。
理由: 熱いうちのほうがなめらかにつぶれ、粒が残りません。
オーブンを170度に予熱し、型にオーブンシートを敷いておきます。
理由: 予熱が足りないと生地が膨らむ前に固まってしまいます。
室温のバターに砂糖と塩を加え、白っぽくなるまで3分泡立て器で混ぜます。
理由: 空気を含ませることで焼き上がりが軽くなります。
溶き卵を3回に分けて加え、そのつど30秒しっかり混ぜて乳化させます。
理由: 一度に入れると分離します。分けて混ぜれば口当たりが均一になります。
つぶしたかぼちゃを加えて混ぜ、粉類をふるい入れてゴムべらで20回混ぜます。
理由: 粉が見えなくなったら止めます。混ぜすぎるとかたく焼き上がります。
型に流して表面をならし、種を散らして170度で45分焼きます。
理由: 中心まで火を通すため、時間を短縮しないでください。
竹串を中心に刺して生地がつかなければ型ごと10分置き、網で冷まします。
理由: 少し置いてから出すと崩れず、翌日はさらにしっとりします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取ってラップで包み、冷蔵で4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1切れずつ包んで冷凍用袋に入れ、3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵庫で自然解凍し、トースターで2分温めると香りが戻ります。 |
アレンジ
- 刻んだくるみ30gを生地に混ぜると、歯ざわりと香ばしさが加わります。
- 砂糖を50gに減らし、レーズン40gを加えると自然な甘みになります。
- 皮を少し残してつぶすと、緑の模様が出て見た目が変わります。
かぼちゃからβ-カロテンと食物繊維を、卵と乳製品からたんぱく質を含みます。
講師への質問
- かぼちゃが水っぽくて生地がゆるいときはどうすればいいですか
- つぶしたかぼちゃをフライパンで弱火2分から炒りして水分を飛ばしてください。牛乳は加えずに進めます。
- パウンド型がないときはどうすればいいですか
- 18cmの丸型でも焼けます。生地が薄くなるぶん170度で35分に短くし、竹串で確かめてください。
- 表面だけ焦げてしまうときはどうすればいいですか
- 20分焼いた時点でアルミ箔をふんわりかぶせてください。中心に火を通しながら焦げを止められます。