かぼちゃの天ぷら|レシピと作り方のコツ
衣がさくっと軽く、中はほくほく。かぼちゃの天ぷらは、薄く切って短時間で揚げるのがいちばんのコツです。切り方から油の温度、揚げ上がりの見極めまで、家庭の鍋で作れる手順をご案内します。
先生の一言
- 衣がべたつく → 粉と水を冷やし、混ぜすぎないようにします。混ぜるのは箸で10回ほどで十分です。
- 中がかたい → 厚く切りすぎています。5mmにそろえ、揚げ時間を合計4分ほど確保します。
- 油っぽい → 一度に入れる量が多く温度が下がっています。3〜4切れずつ、170℃を保って揚げます。
30分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- かぼちゃ400g種とわたを除き、皮つきのまま5mm厚さに切る
- 薄力粉(衣用)100g使う直前まで冷蔵庫で冷やす
- 薄力粉(打ち粉)大さじ2かぼちゃに薄くまぶす分
- 冷水160g氷を入れて冷やしておく
- 卵1個(50g)冷水と溶き混ぜてから粉と合わせる
- 揚げ油800g深さ3cm以上になる量
- 塩小さじ1/3仕上げに添える
- 大根おろし100g水気を軽くきる
- めんつゆ(三倍濃縮)大さじ2水大さじ4で薄めて天つゆにする
作り方
かぼちゃは種とわたを取り、皮つきのまま5mm厚さに切ります。
理由: 厚いと中まで火が通る前に衣が色づくので、薄さをそろえます。
切り口の水気をふき、薄力粉大さじ2を薄くまぶします。
理由: 水気が残ると油がはねます。打ち粉は衣の付きもよくします。
卵と冷水を溶き、冷やした薄力粉100gをさっくり混ぜます。
理由: 粉が少し残る程度で止めると、粘りが出ず軽い衣になります。
揚げ油を170℃に熱します。衣を落として中ほどで浮けば適温です。
理由: 低すぎると油を吸い、高すぎると中が生っぽく残ります。
衣をくぐらせ、鍋の面積の半分までを目安に入れて3分揚げます。
理由: 入れすぎると温度が下がり、べたついた衣になります。
裏返して1分、竹串がすっと通ったら油をきって取り出します。
理由: 泡が細かくなり音が軽くなったら、水分が抜けた合図です。
塩か、めんつゆを水で薄めた天つゆと大根おろしを添えます。
理由: 揚げたてを盛りつけると衣の軽さが保てます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って保存容器に入れ、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1切れずつ包んで冷凍用袋に入れ、3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままオーブントースターで7〜8分、冷蔵なら4〜5分温めると衣が戻ります。 |
アレンジ
- 薄切りを2枚重ねて揚げると、中がしっとりした食感になります。
- 衣に青のりを小さじ1混ぜると、香りが立って塩だけでも食べ飽きません。
- 残った天ぷらを甘辛い煮汁でさっと煮て、卵でとじると丼になります。
かぼちゃは食物繊維と炭水化物を含みます。揚げ物なので油の量は多めになります。
講師への質問
- 衣が重くなってしまうのはどうすればいいですか
- 粉と水を冷やし、箸で10回ほど混ぜて粉が少し残る状態で止めてください。混ぜるほど粘りが出て衣が重くなります。
- 皮はむいたほうがいいですか
- むかずに使ってください。皮ごと揚げると形がくずれず、色も鮮やかに残ります。かたい部分だけ薄く削れば十分です。
- 揚げ油の温度計がないときはどうすればいいですか
- 衣を少し落として、いったん沈んですぐ浮けば170℃の目安です。表面で散るようなら高すぎます。