かぼちゃスイーツ|レシピと作り方のコツ
煮ものだけではもったいない、素材そのものが甘い野菜です。かぼちゃスイーツは裏ごしをていねいにすれば口当たりが見違えますので、教室で作っている型なしのプリン仕立てをご紹介します。
先生の一言
- 口当たりがざらつく → 裏ごしが足りません。熱いうちに裏ごし器で1回、卵を加えた後にもう1回こしてください。
- 表面に穴が開いてすが立つ → 焼き温度が高すぎます。160度の湯せん焼きを守り、30分を目安にしてください。
- 甘みが足りない → かぼちゃの個体差です。加熱後に一口味を見て、砂糖を10gずつ足して調整してください。
50分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- かぼちゃ400g種とわたを除き、皮をむいて3cm角に切ります
- 牛乳250ml常温に戻しておきます
- 卵2個溶いてこし器で一度こします
- きび砂糖50gかぼちゃの甘みを見て加減します
- 生クリーム50mlなければ牛乳を同量足します
- バター10gかぼちゃが熱いうちに混ぜます
- 塩ひとつまみ甘みを引き立てます
- シナモンパウダー少々好みで加えます
- レモン汁小さじ1後味を締めます
作り方
かぼちゃを3cm角に切って耐熱皿に入れ、ラップをして600Wで7分加熱します。
理由: 電子レンジなら水っぽくならず、甘みが濃く残ります。
熱いうちにバターと塩を加え、フォークでつぶしてから裏ごし器でこします。
理由: 熱いうちにこすと繊維が通りやすく、口当たりが滑らかになります。
きび砂糖と牛乳を3回に分けて加え、そのつど泡立て器でよく混ぜます。
理由: 一度に入れるとだまになりますので、分けて加えます。
こした溶き卵と生クリーム、レモン汁を加えて混ぜ、もう一度こし器を通します。
理由: 二度こすことで、なめらかさが格段に変わります。
耐熱の器4つに流し入れ、ふきんを敷いた天板に並べて熱湯を1cm注ぎます。
理由: 湯せんにすると熱がゆるやかに伝わり、すが立ちません。
160度のオーブンで30分焼き、中心を揺らしてわずかに固まっていれば取り出します。
理由: 卵液の菓子ですので、中心までしっかり火を入れてください。
粗熱を取って冷蔵庫で2時間以上冷やし、シナモンをふって出します。
理由: 冷やす間に味がまとまり、切り口もきれいになります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で3日。器にラップをぴったりかけて乾燥を防ぎます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍で2週間。解凍すると食感が変わりますので、半解凍で食べるのがおすすめです。 |
| 温め直し | 冷たいまま召し上がってください。温めると食感がゆるみます。 |
アレンジ
- 牛乳の半量を豆乳に替えると、あっさりした味わいになります
- 焼かずに粉ゼラチン5gで固めると、ムース状の軽い仕立てになります
- 裏ごししたかぼちゃに砂糖と生クリームを混ぜ、丸めて茶巾しぼりにしても喜ばれます
かぼちゃはカロテンと食物繊維、ビタミンEを含みます。
講師への質問
- かぼちゃの皮をむくのが大変なときはどうすればいいですか
- 先に電子レンジで3分加熱してからむいてください。柔らかくなって包丁がすっと入ります。
- オーブンがないときはどうすればいいですか
- 粉ゼラチン5gを大さじ2の水でふやかし、温めた生地に溶かして冷やし固めてください。焼かずに仕上がります。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 砂糖を30gまで減らし、塩ひとつまみとレモン汁は残してください。甘みが引き立って物足りなさが出ません。