かぼちゃスイーツ|レシピと作り方のコツ
秋の甘みを、そのままなめらかな一皿に変えます。かぼちゃスイーツの定番といえば蒸しプリン。裏ごしの手間さえかければ、口に入れた瞬間にほどけるような舌触りに仕上がります。
先生の一言
- すが入って穴だらけになった → 火が強すぎです。蒸し器のふたを布で包み、弱火で15分を守ってください。
- 口当たりがざらついた → 裏ごしとこしが足りません。かぼちゃを裏ごしし、生地を目の細かいざるで二度こします。
- 固まらず水っぽい → 蒸し時間が足りません。竹串で澄んだ汁が出るまで、2分ずつ追加で蒸してください。
50分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- かぼちゃ正味200g皮と種を取り、3cm角に切ります
- 卵2個室温に戻し、よく溶きほぐします
- 牛乳300ml60度ほどに温めます
- 生クリーム50ml牛乳と一緒に温めます
- 砂糖60g生地用です
- カラメル用の砂糖40g小鍋で焦がします
- カラメル用の水大さじ1砂糖と一緒に入れます
- 差し水大さじ1カラメルの仕上げに使います
- シナモン少々好みで加えます
作り方
かぼちゃを耐熱皿に入れ、ふんわりラップをして電子レンジ600Wで5分加熱します。
理由: 竹串がすっと通るまで。固いと裏ごしで粒が残ります。
小鍋に砂糖40gと水を入れ中火にかけ、茶色くなったら差し水を加えます。
理由: はねるので鍋から顔を離してください。色は濃いめが香ります。
熱いうちにカラメルを器4つに等分し、冷やして固めます。
理由: 冷やして固めると、生地を注いだとき混ざりません。
かぼちゃを裏ごしし、砂糖60gと溶き卵を加えてなめらかに混ぜます。
理由: 裏ごしがなめらかさを決めます。ここは省かないでください。
温めた牛乳と生クリームを少しずつ加え、ざるで二度こします。
理由: こすことで気泡と繊維が抜け、口当たりが格段に良くなります。
器に静かに注ぎ、蒸気の上がった蒸し器で弱火15分蒸します。
理由: 強火だと卵が固まりすぎ、すが入ります。弱火を守ります。
竹串を刺して澄んだ汁が出れば火が通った合図。粗熱を取り2時間冷やします。
理由: 中心まで固まっているのが目安。冷やすと味がまとまります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 器ごとラップをかけ、冷蔵3日が目安です。においが移りやすいので密閉します。 |
|---|---|
| 冷凍 | なめらかさが損なわれるため冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 冷たいままいただくお菓子です。温め直しは必要ありません。 |
アレンジ
- かぼちゃを裏ごしせず粗くつぶすと、素朴な家庭の味になります。
- 生クリームを牛乳に替えると、軽くさっぱりした仕上がりです。
- 同じ生地をパイ皿に流してオーブンで焼くと、タルト風になります。
かぼちゃは食物繊維を含みます。
講師への質問
- 蒸し器がないときはどうすればいいですか
- 深めのフライパンに2cmの湯を張り、器を並べてふたをして弱火で15分蒸してください。ふたは布で包みます。
- カラメルが固くなりすぎたときはどうすればいいですか
- 差し水が遅れています。色づいたらすぐ火を止め、大さじ1の水を加えて鍋を揺すってください。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 生地の砂糖を45gまで減らせます。それ以下だと卵の香りが立ちすぎるので、そこが下限の目安です。