カキフライ定食|レシピと作り方のコツ
衣を割ると湯気と潮の香りが立ちのぼる、冬の楽しみがカキフライ定食です。家庭のフライパンでも作れるように、衣がはがれない下ごしらえと揚げ時間まで含めた作り方をお伝えします。
先生の一言
- 衣がはがれてしまう → 牡蠣の水気を紙で二度押さえ、薄力粉は茶こしで薄くふり直します。
- 油がはねて怖い → 一度に入れる数を3個までにし、鍋のふちに沿わせて静かに沈めます。
- 中が生ぬるい → 大粒はそのまま揚げず、170度で3分かけて中心まで加熱してから取り出します。
35分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 加熱用のむき牡蠣300g薄い塩水でふり洗いし、紙で水気を二度押さえる
- 塩小さじ1/4牡蠣の下味に均一にふる
- こしょう少々下味用
- 薄力粉大さじ4茶こしで薄くふる
- 溶き卵2個分白身を切るようによくほぐす
- パン粉60g手のひらで軽く砕いて細かめにする
- 揚げ油適量鍋底から3cmの深さに注ぐ
- キャベツ200g細切りにして冷水に5分さらし、よく水気を切る
- レモン1/2個くし形に3等分
- 中濃ソース大さじ3小皿に取り分ける
- ご飯3膳分温かいものを用意
- 味噌汁3杯分豆腐とわかめなど軽い実で
作り方
牡蠣を薄い塩水でふり洗いし、ざるに上げて紙で水気を押さえます。
理由: 水分が残ると衣がはがれ、油が激しくはねます。
塩こしょうをふり、薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付けます。
理由: 粉は茶こしで薄くが基本です。厚いと衣だけ浮きます。
揚げ油を170度に温め、牡蠣を3個ずつそっと沈めて2分揚げます。
理由: 一度に入れすぎると温度が下がり、衣が油を吸います。
返して、合計3分を目安にきつね色になるまで中心まで加熱します。
理由: 牡蠣は中心までしっかり火を通してから引き上げます。
網に立てかけて2分おき、余分な油を落とします。
理由: 立てると下側の衣がつぶれず、さくさくが続きます。
キャベツとレモンを添え、ご飯と味噌汁と一緒に盛り付けます。
理由: 冷えたキャベツが油を受け止め、後口が軽くなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 揚げたてを冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で翌日まで。 |
|---|---|
| 冷凍 | 衣を付けた未加熱の状態で1つずつ包み、冷凍で2週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったまま170度の油で4分、または200度のオーブントースターで7分、中心まで加熱します。 |
アレンジ
- パン粉に粉チーズ大さじ1を混ぜると、香りが立って揚げ色も濃くなります。
- ソースの代わりにタルタルを添えると、酸味で牡蠣の甘さが際立ちます。
- 余ったフライは温め直して卵でとじ、丼にすると翌日も楽しめます。
牡蠣は亜鉛やたんぱく質を含みます。揚げ物なので付け合わせの野菜を多めにすると全体の量が整います。
講師への質問
- 生食用の牡蠣を使ってもいいですか
- 加熱用をお使いください。生食用は水にさらす工程で身が縮みやすく、フライには向きません。どちらを使う場合も中心まで加熱します。
- 揚げ油の温度計がないときはどうすればいいですか
- パン粉をひとつまみ落とし、底まで沈まず中ほどからすぐ細かい泡が立てば170度の目安です。煙が出たら火を止めて温度を下げます。
- 牡蠣が縮んでしまうときはどうすればいいですか
- 洗いすぎと揚げすぎが原因です。ふり洗いは20秒までにし、3分を超えて揚げないようにします。