牡蠣パスタ|レシピと作り方のコツ
牡蠣パスタは、身から出た旨みを丸ごとソースに移せる一皿です。縮ませずに中心まで火を通す作り方と、汁を一滴も無駄にしない段取りをお伝えします。
先生の一言
- 牡蠣が縮んで小さくなる → 焼く時間を片面1分半までにし、後半は余熱に任せてください。
- ソースが分離して油が浮く → 茹で汁を大さじ2ずつ足し、火を止めて手早くあおります。
- 生臭さが残る → 塩水での振り洗いと水気の拭き取りを丁寧にし、白ワインを必ず煮立ててください。
25分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 加熱用むき牡蠣300g塩水で振り洗いし、水気をよく拭く
- スパゲッティ240g1.6mm前後の太さが合う
- にんにく2かけ薄切りにして芯を取る
- 赤唐辛子1本種を取って輪切りにする
- オリーブ油大さじ3炒め用と仕上げ用に分ける
- 白ワイン50mlなければ酒で代用できる
- バター15g冷たいまま角切りにする
- 薄力粉大さじ1牡蠣に薄くまぶす
- 塩大さじ1茹で用、湯2Lに対して
- 粗びき黒こしょう少々仕上げにひく
- イタリアンパセリ適量粗く刻んでおく
- レモン1/4個くし形に切って添える
作り方
牡蠣は塩水で振り洗いして水気を拭き、薄力粉大さじ1を薄くまぶします。
理由: 粉が旨みを抱え込み、ソースに自然なとろみもつきます。
湯2Lに塩大さじ1を入れ、麺を袋の表示より1分短く茹で始めます。
理由: 後でソースと合わせるので、少し早く上げると伸びません。
フライパンに油大さじ2とにんにく、唐辛子を入れ、弱火で3分かけて香りを出します。
理由: 弱火でゆっくり出すとにんにくが焦げず、苦みも出ません。
牡蠣を並べ、中火で片面1分半ずつ焼き、中心までしっかり火を通します。
理由: 動かさずに焼くと身が縮まず、旨みも逃げません。
白ワインを注いで1分煮立て、茹で汁お玉1杯とバターを加えて乳化させます。
理由: 茹で汁のでんぷんが油と水をつなぎ、ソースが麺に絡みます。
湯を切った麺を加え、中火で30秒あおって全体をなじませます。
理由: 短時間で仕上げると牡蠣が縮まず、ふっくらしたまま残ります。
器に盛り、パセリと黒こしょう、残りの油をかけ、レモンを添えます。
理由: レモンは食べる直前に絞ると、香りがいちばん立ちます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 和えたものは当日中に食べきってください。加熱した牡蠣だけなら冷蔵で1日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 加熱した牡蠣は小分けにして冷凍で2週間が目安です。麺は冷凍に向きません。 |
| 温め直し | 牡蠣はフライパンで弱火1分温め直し、茹でたての麺と合わせてください。 |
アレンジ
- 生クリーム50mlを加えるとまろやかになり、辛みが苦手な方にも合います。
- ほうれん草100gを加えると彩りが出て、牡蠣の量を減らしても満足感が残ります。
- トマト缶100gを足すと酸味が加わり、後味が軽くまとまります。
牡蠣は亜鉛と鉄分を含み、麺と合わせることで炭水化物も一緒に摂れます。
講師への質問
- 牡蠣の火の通し加減はどうすればいいですか
- 必ず中心まで火を通してください。片面1分半ずつ焼き、身が白くふっくらすれば十分です。
- 牡蠣が縮むのはどうすればいいですか
- 焼きすぎが原因です。薄力粉をまぶして短時間で焼き、ソースに戻すのは最後にしてください。
- 加熱用と生食用はどう選べばいいですか
- この料理では加熱用で構いません。どちらを使う場合も、中心まで火を通してから召し上がってください。