唐揚げ丼|レシピと作り方のコツ
揚げたてを甘辛いたれにくぐらせた唐揚げ丼は、帰宅した家族の顔がほころぶ一杯です。鶏もも肉の下味づけからたれの煮詰め方まで、家庭のフライパンと小鍋で作れる手順をお伝えします。
先生の一言
- 衣がはがれて油に散る → 片栗粉をまぶしたら1分置き、衣が湿ってなじんでから鍋に入れます。
- 中まで火が通らない → 一度に入れる量を鍋の表面積の半分までにし、油温が170℃を下回らないようにします。
- たれが水っぽい → 煮詰めが足りません。弱めの中火であと1分、へらで筋が引ける濃さまで煮ます。
40分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 鶏もも肉500g一口大に切り、余分な脂と筋を取り除きます
- しょうゆ大さじ2下味用。もみ込んでから置きます
- 酒大さじ1下味用。肉のくさみを抜きます
- しょうが小さじ1皮をむいてすりおろします
- にんにく小さじ1芽を取ってすりおろします
- 片栗粉60g揚げる直前にまぶします
- 揚げ油適量鍋に深さ3cmほど注ぎます
- 温かいご飯700g丼4杯分。少し硬めに炊くとたれを吸っても崩れません
- たれ用しょうゆ大さじ2小鍋に合わせておきます
- みりん大さじ2たれ用。照りが出ます
- 砂糖大さじ1たれ用。溶かしてから火にかけます
- 水大さじ2たれ用。煮詰め加減の調整に使います
- 万能ねぎ20g小口切りにします
- 白いりごま小さじ1指でひねりながらふります
作り方
鶏もも肉にしょうゆ、酒、しょうが、にんにくをもみ込み、常温で15分置きます。
理由: 15分置くと表面だけでなく身の内側まで下味がなじみます。
汁気を軽くきり、片栗粉をまぶして1分ほど置き、衣を落ち着かせます。
理由: すぐ揚げると粉が油に散り、衣がはがれる原因になります。
170℃の油で3分揚げ、いったん網に上げて3分休ませます。
理由: 余熱で中心まで熱が入り、二度揚げの時間を短くできます。
190℃に上げて1分30秒揚げ、竹串を刺して澄んだ肉汁が出るまで加熱します。
理由: 赤い汁が出たら加熱不足なので、30秒ずつ足して中心まで火を通します。
小鍋にしょうゆ、みりん、砂糖、水を入れ、弱めの中火で2分煮詰めます。
理由: 泡が大きくなり、とろみがついたら火を止める合図です。
唐揚げをたれにくぐらせ、丼のご飯にのせ、ねぎとごまを散らします。
理由: 食べる直前に絡めると衣の歯ざわりが残ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | たれを絡める前の唐揚げは密閉容器で冷蔵2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 揚げた状態で1食分ずつ包み、冷凍2〜3週間が目安です。 |
| 温め直し | 200℃のオーブントースターで5〜6分、中心まで温め直します。 |
アレンジ
- たれをおろし大根とポン酢に替えると、脂の重さがやわらぎます。
- たれで煮た唐揚げに溶き卵を回し入れ、しっかり固めて卵とじ丼にします。
- 刻んだ青じそとごま油を混ぜて、香りの立つ和風だれにします。
鶏もも肉はたんぱく質を含みます。ご飯の量を茶碗一杯分に抑えると食べやすくなります。
講師への質問
- 鶏むね肉で作るときはどうすればいいですか。
- そぎ切りにし、下味に酒を大さじ1足してください。揚げ時間は170℃で2分30秒を目安にし、中心まで火が通ったら手早くたれを絡めます。
- たれが焦げてしまうときはどうすればいいですか。
- 火が強すぎます。弱めの中火で2分、泡が大きくなった時点で火を止めてください。余熱でもう少し濃くなります。
- お弁当に入れるときはどうすればいいですか。
- たれは絡めず、別添えにするか少し濃いめに煮詰めて表面だけ塗ります。完全に冷ましてから詰めてください。