親子丼|レシピと作り方のコツ
だしの香りをまとった鶏肉と、とろりとまとまる卵。親子丼の作り方は火加減と卵を入れる順序が全てです。中心までしっかり火を通す手順のレシピをご紹介します。
先生の一言
- 卵が固くなりすぎた → 一度に全部入れたためです。二回に分け、二度目は1分30秒で止めてください。
- 水っぽく仕上がった → だしが多すぎます。三人分で300mlを守り、玉ねぎを4分煮て煮詰めます。
- 鶏が硬い → 火が強すぎました。中火で6分、煮汁の中で穏やかに火を通してください。
25分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 鶏もも肉350g余分な脂を除き、3cm角のそぎ切り
- 玉ねぎ1個(200g)繊維に沿って7mmの薄切り
- 卵6個白身を切るように軽く溶く
- だし汁300ml昆布と削り節でとる
- しょうゆ大さじ4濃口を使う
- みりん大さじ4煮切ってから使う
- 砂糖大さじ1好みで小さじ1ずつ加減
- 三つ葉1/2束3cmに切る
- 温かいご飯3杯分(600g)少し硬めに炊く
- 刻みのり適量仕上げに散らす
作り方
小さめのフライパンにだし、しょうゆ、みりん、砂糖を入れ、中火で煮立てます。
理由: 一人分ずつ作れる小鍋を使うと、卵がきれいにまとまります。
玉ねぎを入れて中火で4分、透き通るまで煮ます。
理由: 先に甘みを出しておくと、鶏の味が引き立ちます。
鶏肉を皮目を下にして並べ、中火で6分、途中で返しながら煮ます。
理由: 肉は中心まで確実に火を通します。切って白くなっていれば大丈夫です。
溶き卵の2/3量を、中心から外へ円を描くように流し入れます。
理由: 二回に分けると、下は固まり上はやわらかい層ができます。
ふたをして中火で1分30秒、卵の縁が白く固まるまで加熱します。
理由: ふたの蒸気で上面まで熱が回り、生の部分が残りません。
残りの卵を回しかけ、三つ葉を散らしてふたをし、さらに1分30秒火を通します。
理由: 卵は全体が白く固まるまで加熱するのが原則です。
ご飯によそい、煮汁ごと滑らせて刻みのりを散らします。
理由: フライパンから滑らせるように移すと形が崩れません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 卵料理は傷みやすいため、冷蔵で翌日までにいただきます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 卵の食感が変わるため冷凍は向きません。鶏と玉ねぎの煮汁のみ冷凍で3週間です。 |
| 温め直し | 小鍋に移し、ふたをして弱火で3分。中心まで熱くなるまで温めます。 |
アレンジ
- きのこ入り:しめじを玉ねぎと一緒に煮ます。
- とじない親子丼:卵を最後に半量だけ加え、しっかり火を通してから丼に載せます。
- 山椒風味:仕上げに粉山椒をひとふりします。
鶏肉と卵からたんぱく質を含みます。汁物と青菜を添えると献立が整います。
講師への質問
- 卵をふんわり仕上げるにはどうすればいいですか
- 白身を切りすぎず、10回ほど菜箸で混ぜる程度にしてください。二回に分けて入れ、ふたで蒸すと均一に固まります。
- 鶏むね肉で作るときはどうすればいいですか
- そぎ切りにして片栗粉を薄くまぶしてください。煮る時間は5分に短くし、中心が白くなったところで止めます。
- 三人分をまとめて作るときはどうすればいいですか
- 一人分ずつ三回に分けて作ってください。まとめて作ると卵が水っぽくなり、火の通りにもむらが出ます。