からす麦のクッキー|レシピと作り方のコツ
ざくりとした歯ざわりと、香ばしい麦の風味。からす麦のクッキーは、粉よりフレークの存在感が主役になる焼き菓子です。混ぜすぎない作り方と焼き時間の目安を、順を追ってお伝えします。
先生の一言
- 焼いても広がりすぎる → バターがゆるすぎます。生地を冷蔵で20分休ませてから天板に落とします。
- かたく焼き上がる → 粉を混ぜすぎたのが原因です。粉気が消えた時点で手を止めます。
- 粉っぽさが残る → フレークが水分を吸っていません。から炒りしてから使い、生地を10分休ませます。
45分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- からす麦のフレーク100gオートミールとして売られているもの。粗いタイプが向く
- 薄力粉80gふるっておく
- 無塩バター70g室温に戻し、指が入るやわらかさにする
- きび砂糖60g白砂糖でも作れるが、香ばしさは控えめになる
- 卵1個室温に戻して溶いておく
- 塩ひとつまみ甘みを引き締める
- ベーキングパウダー3g薄力粉と一緒にふるう
- くるみ40g160度で8分から炒りし、粗く刻む
- レーズン40g湯に2分浸けて戻し、水気を拭く
作り方
からす麦のフレークをフライパンで弱火のまま5分から炒りします。
理由: 先に炒ると香りが立ち、焼き上がりの粉っぽさも消えます。
バターを練り、きび砂糖と塩を加えて白っぽくなるまで混ぜます。
理由: 空気を含ませると、焼いたときに軽い食感になります。
溶き卵を3回に分けて加え、そのつどしっかり混ぜます。
理由: 一度に入れると分離して、生地がざらつきます。
薄力粉とベーキングパウダーを加え、粉気が消えるまで混ぜます。
理由: ここで混ぜすぎるとかたく焼き上がります。
フレーク、くるみ、レーズンを加え、ゴムべらで10回だけ混ぜます。
理由: 回数を決めておくと、混ぜすぎを確実に防げます。
大さじ1ずつ天板に落とし、指で1cm厚に平らにならします。
理由: 厚みをそろえると、焼き色と食感が全部同じになります。
170度のオーブンで16分、縁が濃く色づくまで焼きます。
理由: 中央がやわらかくても、冷める間に締まります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 完全に冷ましてから缶に入れ、乾燥剤とともに常温で5日、冷蔵なら1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼く前の生地を丸めて冷凍3週間。凍ったまま焼けます。 |
| 温め直し | 湿ったらトースターで2分温め、網の上で冷ますとざくりと戻ります。 |
アレンジ
- レーズンをドライいちじくに替え、粗く刻んで入れる
- 生地にシナモンを小さじ1/4加える
- くるみをかぼちゃの種に替え、軽い歯ざわりにする
からす麦由来の食物繊維と、くるみの脂質を含みます。
講師への質問
- 細かいタイプのフレークしかないときはどうすればいいですか
- そのまま使えますが、粉っぽくなりやすいので薄力粉を10g減らしてください。から炒りの時間も1分短くします。
- バターを減らしたいときはどうすればいいですか
- 10gまでなら減らせます。それ以上減らすと生地がまとまらないので、牛乳を小さじ1足して調整してください。
- 焼き上がりがやわらかいときはどうすればいいですか
- 天板の上で10分そのまま冷ましてください。冷める間に締まります。それでも柔らかければ、追加で3分焼きます。