カレーライス|レシピと作り方のコツ
鍋の蓋を開けたときの香りだけで、台所が家の中心になります。カレーライスのレシピで差が付くのは、玉ねぎの炒め方とルーを入れる時の温度。その二か所を丁寧にご案内します。
先生の一言
- 味が平板になる → 玉ねぎの炒めが足りません。15分かけてあめ色にしてください。
- ルウがだまになる → 沸騰したまま入れています。必ず火を止めて5分置いてから溶かします。
- 水っぽい → 水が多いか煮込みが足りません。表示より50ml減らし、ルウを入れた後10分煮てください。
60分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 豚こま切れ肉300g大きいものは半分に切ります
- 玉ねぎ2個(400g)1個は薄切り、1個はくし形に切ります
- じゃがいも2個(300g)皮をむいて4等分し、水に5分さらします
- にんじん1本(150g)乱切りにします
- カレールウ1箱の半量〜(4皿分)包丁で刻んでおくと溶けやすくなります
- 水700mlルウの表示より50ml少なめにします
- サラダ油大さじ1玉ねぎを炒める分です
- 塩・こしょう各少々肉に下味として振ります
- しょうがとにんにく各1片すりおろします
- ご飯4人分温かいものを用意します
作り方
鍋に油を熱し、薄切りの玉ねぎを中火で15分、あめ色になるまで炒めます。
理由: ここで甘みを出しておくと、ルウだけの味になりません。
しょうがとにんにくを加えて1分、香りが立ったら豚肉を入れて色が変わるまで4分炒めます。
理由: 肉の表面を焼き付けると旨みが逃げません。
くし形の玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加え、全体に油が回るまで2分炒めます。
理由: 油をまとわせると煮崩れにくくなります。
水700mlを注ぎ、沸騰したらあくを取り、弱火で20分煮ます。
理由: あくを取ると後味がすっきりします。
野菜に竹串が通ったら火を止め、5分置いてから刻んだルウを溶かします。
理由: 沸騰した状態で入れるとだまになります。
再び弱火にかけ、混ぜながら10分煮てとろみを付けます。
理由: 10分煮ることでルウの粉っぽさが消え、つやが出ます。
味を見て塩で整え、ご飯とともに盛り付けます。
理由: 一晩置くとさらに味がなじみます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | しっかり冷ましてから容器に移し、冷蔵で2日が目安です。毎日火を入れる場合も早めに食べ切ってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | じゃがいもを取り除いて小分けにすれば冷凍で1か月が目安です。 |
| 温め直し | 小鍋に移し、水を大さじ2足して弱火で7分、混ぜながら温めます。 |
アレンジ
- 牛肉と赤ワイン50mlに替えると、こくのある味になります。
- 仕上げにすりおろしりんご大さじ2を加えると、甘みと香りが出ます。
- 夏はなすとかぼちゃを素揚げしてのせると、季節の一皿になります。
肉のたんぱく質と野菜、ルウの脂質を含む一皿です。
講師への質問
- 玉ねぎを15分も炒める時間がないときはどうすればいいですか
- 薄切りにして耐熱皿で600Wを5分かけてから炒めると、8分ほどであめ色になります。水分が先に抜けるのが理由です。
- とろみが足りないときはどうすればいいですか
- 弱火で5分追加で煮てください。それでも足りなければ、水で溶いた小麦粉を小さじ1ずつ加え、そのつど2分煮ます。
- 翌日おいしくするにはどうすればいいですか
- 鍋のまま置かず、当日中に冷まして容器で冷蔵してください。じゃがいもは崩れやすいので、取り分けて別に保存すると形が残ります。