カツカレー|レシピと作り方のコツ
衣の香ばしさとカレーのとろみが重なる、食べ応えのごちそうがカツカレーです。揚げ油の温度と休ませ時間を押さえれば、家でも衣が立ったまま仕上がります。
先生の一言
- 衣がはがれる → 小麦粉を薄くはたいて余分を落とし、卵に水を少し混ぜてのばします。
- 中心まで火が通らない → 揚げ油を170度に保ち、厚い肉は6分揚げてから5分休ませます。
- 衣がすぐしける → カレーを全面にかけず、カツの半分は白いまま残して盛ります。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 豚ロース肉4枚(各120g)赤身と脂の境に切り込みを入れ、包丁の背で軽くたたきます
- 塩小さじ1/2揚げる10分前に両面へふります
- こしょう少々塩と一緒に
- 小麦粉大さじ4薄くはたいて余分を落とします
- 溶き卵2個分水大さじ1を混ぜてのばします
- パン粉80g乾燥タイプ。手で軽く押さえてつけます
- 揚げ油適量鍋底から3cmを目安に
- 玉ねぎ2個繊維に沿って薄切り
- にんじん1本乱切り
- じゃがいも2個ひと口大に切って水にさらします
- カレールウ100g刻んでおくと溶けやすくなります
- 水800ml野菜がかぶる量
- サラダ油大さじ1野菜を炒める分
- ご飯800g温かいものを4皿に分けます
作り方
鍋に油を熱し、玉ねぎを中火で8分、色づくまで炒めます。にんじんとじゃがいもを加えます。
理由: 玉ねぎをここでしっかり炒めると、ルウだけに頼らない甘みが出ます。
水を注いで強火で沸かし、弱火にして15分、じゃがいもが竹串で通るまで煮ます。
理由: 沸騰を続けると煮崩れるので、静かに揺れる火加減を保ちます。
火を止めてルウを溶き入れ、再び弱火で5分、とろみが出るまで混ぜます。
理由: 火を止めてから入れると、ルウがだまになりません。
豚肉に塩こしょうをし、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
理由: 小麦粉を薄くすることで、衣がはがれにくくなります。
170度の油で片面3分、返して3分、合計6分を目安に揚げます。
理由: 豚肉は中心までしっかり火を通します。厚みがある場合は1分足します。
網に立てて5分休ませ、余熱を通してから2cm幅に切ります。
理由: 休ませると肉汁が落ち着き、切っても流れ出ません。
皿にご飯を盛り、カレーをかけ、切ったカツをのせて仕上げます。
理由: カツはご飯の上に置き、衣全体が浸らないようにします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | カレーは冷めてから冷蔵で3日、カツは翌日までが目安です。別々に保存します。 |
|---|---|
| 冷凍 | カレーは小分けにして1か月ほど。じゃがいもは食感が変わるので取り除きます。 |
| 温め直し | カレーは鍋の弱火で5分。カツはオーブントースターで4分温めると衣が戻ります。 |
アレンジ
- 豚肉を鶏むね肉に替えてあっさり仕上げる
- ルウの半量をトマト缶に替えて酸味を足す
- ゆで卵やソーセージを添えて食べ盛り向けにする
豚肉のたんぱく質と、野菜とご飯の炭水化物を一度にとれる主食です。
講師への質問
- 肉が硬くなってしまうときはどうすればいいですか
- 揚げる前に包丁の背で軽くたたき、筋を切ってください。揚げた後に5分休ませると、同じ肉でも当たりが変わります。
- 揚げ油の温度計がないときはどうすればいいですか
- パン粉を数粒落として、すぐ細かい泡を出して浮けば170度前後の目安です。沈んだまま動かなければ低すぎます。
- カレーを前日に作ってもいいですか
- むしろ落ち着いて食べやすくなります。じゃがいもだけは食感が変わるので、温め直すときに加えると良い仕上がりです。