鰹節おにぎり|レシピと作り方のコツ
削り節がしょうゆを吸って、ごはんの熱でふわりと香りが立ちます。鰹節おにぎりは具の水気の調え方だけが要で、それさえ守れば昼まで持たせても味がぼやけません。三人ぶん六個の作り方をご紹介します。
先生の一言
- 具から水が出てごはんがべちゃついた → しょうゆを一度に入れています。二回に分け、5分置いて吸わせてから混ぜてください。
- 握ったそばから崩れる → ごはんが冷めすぎています。炊きたてを10分蒸らした状態、手で持てる程度の温かさで握ってください。
- 味が薄くて物足りない → 削り節が粗いままです。袋の上からもんで細かくすると、調味料が全体に回ります。
15分調理時間の目安
3人分(6個)分量
かんたん難しさ
材料(3人分(6個))
- 温かいごはん600g炊きたてを10分ほど蒸らし、しゃもじで切るようにほぐす
- 削り節12g(3パック分)袋の上から軽くもんで細かくする
- しょうゆ大さじ1二回に分けて加え、そのつど混ぜる
- みりん小さじ1電子レンジ600Wで20秒加熱してから使う
- 白いりごま小さじ2指でひねりつぶして香りを出す
- 塩小さじ1/3手水に溶かして握るときに使う
- 焼きのり全形1枚6等分に切り、食べる直前に巻く
- 青じそ3枚せん切りにして水気を拭き、半量を具に混ぜる
作り方
削り節を袋の上から軽くもみ、ボウルに出してしょうゆ大さじ1/2とみりんを混ぜます。
理由: 細かくすると調味料が均一に回り、ごはんの中で固まりません。
5分置いてから残りのしょうゆ大さじ1/2を加え、いりごまと青じそ半量を混ぜます。
理由: 二回に分けるのは、削り節が一度に吸える量に限りがあるためです。
温かいごはんをボウルに移し、しゃもじで切るように混ぜて湯気を軽く逃がします。
理由: 湯気を抜くと、握ったときにべたつかず粒が立ちます。
ごはんに具を加え、上下を返すように10回ほど混ぜます。
理由: 練ると粘りが出るので、返すだけにとどめます。
手を水でぬらして塩をつけ、100gずつ三角に握ります。力は三回で決めます。
理由: 握る回数を減らすほど空気が残り、口の中でほどけます。
バットに並べて10分冷まし、残りの青じそを飾って、食べる直前にのりを巻きます。
理由: 冷ましてから包むと水滴がつかず、のりも湿りません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 一個ずつラップで包み、冷蔵で翌日までが目安です。冷えると固くなるので早めに食べ切ってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | のりを巻かずに一個ずつ包み、冷凍で2週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷凍のままラップごと電子レンジ600Wで2分温め、1分蒸らしてからのりを巻きます。 |
アレンジ
- 梅干し1個をたたいて具に混ぜると、酸味が加わって日持ちの印象も変わります。
- しらす干し20gを一緒に混ぜると、うま味が重なって食べごたえが出ます。
- ごま油小さじ1を仕上げに混ぜ、のりの代わりに白ごまをまぶすと香ばしくなります。
削り節からたんぱく質を、焼きのりからミネラルを含むおにぎりです。
講師への質問
- 弁当に入れるときはどうすればいいですか
- しっかり冷ましてから詰め、のりは別に包んで持たせてください。温かいまま蓋をすると水滴で表面がふやけます。
- 手にごはんがくっつくときはどうすればいいですか
- 手を水でぬらしてから塩をつけ、握るたびに水をつけ直してください。ぬれた手なら三回握るうちに形が決まります。