きなこクッキー|レシピと作り方のコツ
香ばしいきなこの匂いは、焼いている間から台所に広がります。きなこクッキーは、砂糖を控えても満足感の出る素朴な焼き菓子です。生地がまとまらないときの直し方まで、作り方をお伝えします。
先生の一言
- 生地がぼろぼろでまとまらない → きなこが水分を吸っています。牛乳を小さじ1ずつ足し、手のひらで押しまとめます。
- 焼き上がりが粉っぽい → 焼き時間が足りません。2分ずつ足し、縁の色を目安にします。
- 型から外すと崩れる → 生地がぬるみすぎです。抜いたあと天板ごと冷蔵で10分冷やしてから焼きます。
50分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 薄力粉110gきなこと一緒にふるう
- きなこ50gだまになりやすいので必ずふるう
- 無塩バター80g室温に戻し、指がすっと入るかたさに
- 砂糖50gきなこの香りを立てるため控えめにする
- 塩ひとつまみ甘みの輪郭を出す
- 卵黄1個分室温に戻す。白身は使わない
- 牛乳小さじ2まとまらないときだけ足す
- 黒いりごま小さじ2生地に混ぜて香りを重ねる
- 打ち粉(薄力粉)適量台とめん棒に薄くふる
作り方
バターを練り、砂糖と塩を加えて白っぽくなるまで3分混ぜます。
理由: きなこは重いので、ここで空気を含ませておきます。
卵黄を加え、色が均一になるまでしっかり混ぜます。
理由: 卵黄だけにすると、口の中でほろりと崩れる生地になります。
薄力粉ときなこをふるい入れ、ゴムべらで切るように混ぜます。
理由: きなこはだまが残りやすいので、必ずふるってから加えます。
黒ごまを加えてひとまとめにし、ラップで包んで冷蔵30分休ませます。
理由: 休ませるとバターが締まり、のばしても切れません。
打ち粉をして5mm厚にのばし、好みの型で抜いて天板に並べます。
理由: 厚みをそろえると焼きむらが出ません。
170度のオーブンで15分、縁がうっすら色づくまで焼きます。
理由: きなこは焦げやすいので、濃い色になる前に出します。
天板の上で5分置き、網に移して完全に冷まします。
理由: 熱いうちは崩れます。冷めてから缶に移します。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 完全に冷まして缶へ。乾燥剤を入れて常温で5日、冷蔵で1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 生地を棒状にまとめて冷凍3週間。凍ったまま切って焼けます。 |
| 温め直し | 湿ったらトースターで2分温め、網の上で冷まします。 |
アレンジ
- 生地に黒糖を10g混ぜ、こくを深くする
- 抹茶を小さじ1加え、二色の生地にして重ねる
- 焼き上がりにきなこと粉砂糖を半々でふる
大豆由来のたんぱく質と、ごまの脂質を含みます。
講師への質問
- きなこの香りをもっと立たせるにはどうすればいいですか
- 使う前にフライパンで弱火のまま2分から炒りしてください。焦がさないよう、絶えず混ぜます。
- 型抜きが面倒なときはどうすればいいですか
- 生地を棒状にまとめて冷蔵で締め、7mm厚に切って焼いてください。手間が半分になります。
- 焼き色がつかないまま時間が過ぎるときはどうすればいいですか
- きなこ入りは色づきにくいものです。縁が乾いて、指で押して弾けば焼けています。