わらび餅|レシピと作り方のコツ
わらび餅は、練り上げる時間と冷やし方で口どけが決まります。粉と水の割合から仕上げのきな粉まで、家庭のコンロでできる作り方を順にたどっていきます。
先生の一言
- 粉っぽさが残る → 透明になってからの練りが短いのが原因です。弱火で5分まで延ばしてください。
- だまができる → 火にかける前に溶かし切り、必ずこしてから加熱します。
- 固くなってしまう → 冷蔵庫で長く冷やしすぎです。氷水で締めたら常温に戻し、当日中に食べきります。
30分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- わらび餅粉100gだまを防ぐため水と混ぜてから火にかける
- 水500ml冷たいまま粉と合わせる
- 砂糖50g粉と一緒に混ぜておく
- きな粉30g砂糖と塩を混ぜてバットに広げる
- 砂糖(きな粉用)大さじ2きな粉とよく混ぜる
- 塩ひとつまみきな粉に混ぜて甘みを締める
- 黒みつ適量好みでかける
- 氷水適量冷やし固める用
作り方
鍋にわらび餅粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えて完全に溶かします。
理由: 火にかける前に溶かし切ることで、だまが残りません。
ざるでこして鍋に戻し、中火にかけて木べらで絶えず混ぜます。
理由: こすと沈殿した粉の粒が取れ、なめらかになります。
3〜4分で白く濁った状態から固まり始めます。手を止めずに混ぜ続けます。
理由: 混ぜをやめると鍋底が焦げ、粒が残ります。
全体が透明になったら弱火にし、さらに4〜5分、つやが出るまで練ります。
理由: この練りが足りないと粉くささが残ります。
水で濡らしたバットに広げ、粗熱を取ってから氷水に落とします。
理由: 急に冷やすと弾力が出て、口どけがよくなります。
冷えたら水気を切り、きな粉を敷いたバットの上で食べやすく切ります。
理由: きな粉の上で切ると手にも包丁にもつきません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 当日中がおいしく、冷蔵なら翌日まで(約1日)が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 食感が損なわれるため冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 温め直しは不要です。冷たすぎると固いので、食べる10分前に常温へ出します。 |
アレンジ
- 抹茶を小さじ1、粉に混ぜると香りのある一品になります。
- きな粉の代わりにすりごまと砂糖を合わせると香ばしくなります。
- 小さく丸めて冷やし、あんこを添えると和菓子らしい盛りになります。
わらび餅粉はでんぷんが主体です。きな粉と黒みつの量で甘さが大きく変わるので、かける量を控えると軽く食べられます。
講師への質問
- 透明にならないときはどうすればいいですか
- 火が弱すぎるか練りが足りません。中火を保ち、木べらが重くなってから弱火で4分以上練ってください。
- 翌日固くなったときはどうすればいいですか
- 食感は戻らないため、当日中に食べきるのが基本です。多めに作らず、半量ずつ作るほうが確実です。
- 片栗粉で代用できますか
- 作れますが、口どけは別物になります。透明感と弾力を求めるなら、わらび餅粉を使ってください。