紅茶クッキー|レシピと作り方のコツ
焼いている間から台所が香ります。紅茶クッキーは茶葉を生地に混ぜ込んださくさくの型抜き菓子で、作り方の要は茶葉を熱湯で少し開かせてから使うこと。この一手間で香りの出方が変わります。
先生の一言
- 生地がべたついて型抜きできない → 冷蔵で20分追加して休ませます。夏場は台に保冷剤を敷いて作業します。
- 焼き上がりが硬い → 粉を入れてから混ぜすぎています。粉気が消えた時点で手を止めてください。
- 茶葉の香りが弱い → 茶葉が粗いまま使われています。包丁で刻み、半量は熱湯で蒸らしてから加えます。
75分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 薄力粉150gふるっておきます
- 無塩バター90g室温に戻し、指で押せる硬さにします
- 粉砂糖55gだまは茶こしでこします
- 卵黄1個分(約18g)室温に戻します
- 紅茶の茶葉6g細かい茶葉を使うか、包丁で刻みます
- 熱湯大さじ1茶葉の半量にかけて3分蒸らします
- 塩小さじ1/4薄力粉に混ぜます
- 打ち粉用の薄力粉大さじ2台と麺棒に薄くふります
作り方
茶葉の半量に熱湯大さじ1をかけて3分蒸らし、粗熱を取ります。残り半量はそのまま使います。
理由: 蒸らした茶葉が香りを、乾いた茶葉が食感と見た目を受け持ちます。
ボウルでバターを白っぽくなるまで2分練り、粉砂糖を2回に分けて加えてさらに2分混ぜます。
理由: 空気を含ませると、焼き上がりの口当たりが軽くなります。
卵黄を加えて混ぜ、蒸らした茶葉と乾いた茶葉を入れて全体になじませます。
理由: 卵黄は室温に戻しておくと分離しません。
薄力粉と塩を加え、ゴムべらで切るように混ぜ、粉気がなくなったらまとめます。
理由: 練らずに切り混ぜると、粘りが出ずさくっと焼き上がります。
ラップに包んで平らにし、冷蔵庫で40分休ませてから5mm厚に伸ばして型で抜きます。
理由: 冷やすとバターが締まり、型抜きの縁がきれいに立ちます。
170度に予熱したオーブンで16〜18分、縁がうっすら色づくまで焼きます。
理由: 中央より縁の色を見ると、焼き上がりを判断しやすくなります。
天板の上で5分置いてから網に移し、完全に冷まします。
理由: 焼き立てはやわらかいので、動かすと割れます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 完全に冷ましてから密閉容器に乾燥剤と入れ、常温で約1週間。冷蔵は湿気るため向きません。 |
|---|---|
| 冷凍 | 生地を棒状にまとめて包み、冷凍で約1か月。焼いたものも約3週間保ちます。 |
| 温め直し | 湿ったら150度のオーブンで5分温め直すと、さくさく感が戻ります。 |
アレンジ
- 茶葉をほうじ茶6gに替えると、香ばしい和風の仕上がりになります。
- 刻んだホワイトチョコ40gを混ぜると、甘みが増して子ども向きになります。
- オレンジの皮のすりおろし小さじ1を足すと、香りに広がりが出ます。
小麦粉とバターを使うため、炭水化物と脂質を含みます。
講師への質問
- ティーバッグの茶葉を使ってもいいですか
- むしろ向いています。細かく砕かれているので刻む手間がなく、生地になじみます。1袋2gとして3袋分が目安です。
- 型がないときはどうすればいいですか
- 生地を直径4cmの棒状にまとめて冷凍し、5mm厚に切ってください。切ってそのまま焼けるので、型抜きより手早く進みます。
- 焼き色にむらが出るのはどうすればいいですか
- 焼成の途中、10分たったところで天板の前後を入れ替えてください。庫内の熱の当たり方に差があるためです。