米粉の蒸しパン|レシピと作り方のコツ
湯気の中でふわりと持ち上がる姿まで楽しいのが米粉の蒸しパンです。発酵がいらないので、思い立ってから25分ほどでおやつになります。混ぜ方と蒸し時間の勘どころをお伝えします。
先生の一言
- 膨らまない → ベーキングパウダーが古いか、湯気が立つ前に入れています。開封後半年以内のものを使い、強火の湯気を確認してから入れてください。
- 表面に水滴の跡が残る → 蓋から落ちた水です。蓋を布巾で包み、水滴が生地に落ちない状態で蒸してください。
- レーズンが底に沈む → 水気が残っています。戻したあと丁寧に拭き、生地に散らす前に米粉を薄くまぶしてください。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 米粉150g菓子用の細かいもの。ふるわず泡立て器で混ぜます
- ベーキングパウダー小さじ2(8g)古いものは膨らみが鈍るので開封後半年以内に
- 砂糖大さじ4(36g)先に卵と混ぜて溶かします
- 塩ひとつまみ甘さの輪郭を出すために少量だけ
- 卵1個(正味50g)常温に戻しておくと分離しません
- 牛乳120g冷たいままで構いません
- サラダ油大さじ1香りの弱い油を選びます
- レーズン30gぬるま湯に5分浸し、水気をしっかり拭きます
作り方
蒸し器に湯を沸かし、蓋に布巾を巻いて強火で湯気を上げておきます。
理由: 先に湯気を立てておかないと、生地が温まる前にふくらむ力を使い切ります。
ボウルに卵、砂糖、塩を入れ、泡立て器で1分ほど混ぜて砂糖を溶かします。
理由: 砂糖を先に溶かすと、蒸し上がりのきめが細かくなります。
牛乳と油を加えて混ぜ、米粉とベーキングパウダーを加えて30秒で混ぜ終えます。
理由: 混ぜすぎると気泡がつぶれ、目の詰まった生地になります。
紙カップに八分目まで流し、レーズンを散らします。
理由: 入れすぎると膨らむ先がなく、あふれて形が崩れます。
強火で12分蒸します。途中で蓋は開けません。
理由: 蒸気が逃げると生地が一気に沈みます。
竹串を刺して生地が付かなければ火を止め、蓋をずらして2分置きます。
理由: 急に外気に当てるとしぼむので、蒸気を少しずつ抜きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷めたら一個ずつ包み、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 包んだまま保存袋に入れて冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままラップをして電子レンジ600Wで50秒、もしくは蒸し器で5分温めます。 |
アレンジ
- レーズンをさつまいもの角切り80gに替えると、秋らしい一品になります。
- 牛乳の半量を野菜ジュースに替えると、やさしい色と香りが付きます。
- 生地にすりごま大さじ1を混ぜると、香ばしさが出て甘さ控えめでも満足できます。
米粉と卵、牛乳が主体で、小麦のグルテンは含みません。
講師への質問
- 蒸し器がないときはどうすればいいですか
- 深めのフライパンに2cmの湯を張り、皿を伏せて台にすれば代用できます。蓋には必ず布巾を巻いてください。
- 卵を使わないで作るにはどうすればいいですか
- 卵を抜き、牛乳を150gに増やしてください。膨らみは控えめですが、素朴な食感に仕上がります。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 砂糖は大さじ2まで減らせます。それ以下だと生地が締まりやすいので、油を小さじ1足して補ってください。