米粉パン|レシピと作り方のコツ
もっちりとした食感と、翌日でもしっとりしている生地が米粉パンの持ち味です。ボウルひとつで混ぜて型に流すだけの米粉パンのレシピを、教室でお伝えしている手順のままご紹介します。
先生の一言
- 焼き上がって側面がへこむ → 焼成直後に型ごと台へ一度落として蒸気を抜き、網の上で完全に冷ましてから型を外してください。
- 膨らまない → ぬるま湯が熱すぎるとイーストが弱ります。40度前後に調整し、発酵中は乾かさないようラップをかけてください。
- 中がべたつく → 焼き時間が足りません。竹串を刺して生地が付くようなら5分ずつ足し、串がきれいに抜けるまで焼いてください。
90分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 米粉200gパン用と表示のある細かい粒度のものを使います
- ドライイースト3g予備発酵のいらないタイプが扱いやすいです
- 砂糖大さじ1(9g)イーストの働きを助けるので減らしすぎません
- 塩小さじ2/3(4g)イーストと直接触れない位置に入れます
- ぬるま湯180g40度前後、触ってほんのり温かい程度に
- 太白ごま油大さじ1(12g)香りの弱い油ならほかのものでも構いません
- 片栗粉小さじ1型に薄く振る打ち粉として使います
作り方
ボウルに米粉、砂糖、塩、イーストを入れ、泡立て器で30秒ほど混ぜます。
理由: 粉類を先になじませておくと、湯を加えたときのだまを防げます。
ぬるま湯を二回に分けて加え、その都度1分ずつ混ぜ、油を加えてさらに1分混ぜます。
理由: 米粉の生地はゆるいのが正常です。こねる必要はありません。
型に油を薄く塗って片栗粉を振り、生地を流して表面をならします。
理由: 表面を平らにしておくと、膨らみ方が片寄りません。
ラップをふんわりかけ、40度で40分ほど置いて型の八分目まで膨らませます。
理由: 膨らみすぎると焼成中に腰が折れます。八分目が止めどきです。
190度に予熱したオーブンで20分焼きます。
理由: 予熱を十分に取ると生地が一気に持ち上がり、目が詰まりません。
焼き色が薄ければ200度に上げて3〜5分足します。
理由: 焼き色そのものが香ばしさになります。薄いまま出さないでください。
型ごと10cmの高さから台に一度落とし、網にのせて30分冷まします。
理由: 衝撃で蒸気を抜くと、側面のへこみが起きにくくなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱が取れたら切り分けて包み、冷蔵で2日が目安です。冷蔵は固くなりやすいので早めに食べきります。 |
|---|---|
| 冷凍 | スライスして一枚ずつ包み、保存袋に入れて冷凍で2〜3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったまま霧を吹き、トースターで4〜5分焼くともっちり感が戻ります。 |
アレンジ
- 刻んだ甘納豆を50g混ぜ込むと、和の菓子パンになります。
- 水の半量を豆乳に替えると、香りがやわらぎコクが出ます。
- 型を使わず紙カップに分けて流せば、190度で15分ほどの短時間で焼けます。
主な成分はでんぷんで、小麦のグルテンは含みません。
講師への質問
- 米粉はどれを選べばいいですか
- パン用と書かれた粒度の細かいものを選んでください。菓子用や料理用は吸水が違い、同じ配合ではゆるくなります。
- 発酵器がないときはどうすればいいですか
- オーブンの発酵機能を使うか、40度の湯を張った容器に型を浮かせてください。乾燥しないようラップをかけます。
- イーストを使わずに作るにはどうすればいいですか
- ベーキングパウダー小さじ2に替えれば発酵なしで作れます。ただし食感は蒸しパンに近い軽さになります。