米粉のピザ|レシピと作り方のコツ
発酵を待たずに焼けるのが、この生地のいちばんの利点です。米粉のピザは、もちっとした歯ざわりと軽い後口が持ち味で、思い立った日の夕食に間に合います。生地の作り方から焼き上げまでご案内します。
先生の一言
- 生地が割れて広がらない → 水分が足りていません。ぬるま湯を小さじ1ずつ足し、手のひらで押し伸ばしてください。
- 焼き上がりが硬くて重い → 生地を厚くしすぎています。5mmを目安にし、それでも硬ければ焼き時間を1〜2分短くします。
- 底がべたつく → 天板が冷たいまま焼いています。天板ごと予熱し、熱い面に紙ごと乗せてください。
40分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 米粉200gふるわずそのまま計量し、ボウルに入れる
- ベーキングパウダー小さじ2米粉と先に泡立て器で混ぜ合わせる
- 塩小さじ1/3粉の段階で混ぜておく
- オリーブ油大さじ2生地用。別に仕上げ用を少量残す
- ぬるま湯140ml40度程度に温めてから少しずつ加える
- トマトソース大さじ4水っぽければ小鍋で2分煮詰めて濃くする
- ピザ用チーズ100g焼く直前に全体へ散らす
- 玉ねぎ1/4個(50g)繊維に沿って薄切りにし、水気を拭く
- ピーマン1個(40g)3mm厚の輪切りにし、種を取る
- ベーコン40g1cm幅に切る。焼成で中心まで火を通す
- 乾燥オレガノ少々焼き上がりにふる
作り方
オーブンを天板ごと230度に予熱します。予熱には15分ほどかかります。
理由: 天板ごと温めるのは、生地を乗せた瞬間に底面を焼き固めるためです。
米粉、ベーキングパウダー、塩を混ぜ、オリーブ油大さじ2を加えて指先ですり混ぜます。
理由: 先に油をなじませると、水を入れたときに粉がだまになりません。
ぬるま湯を3回に分けて加え、耳たぶ程度の柔らかさになるまで1分ほど混ぜます。
理由: 米粉はグルテンがないので、こねずに混ぜるだけで十分です。
オーブン用紙の上で生地を直径24cm、厚さ5mmに手で押し広げ、縁を少し高くします。
理由: 麺棒より手のほうが厚みを均一にしやすく、割れも防げます。
トマトソースを中心から塗り、玉ねぎ、ピーマン、ベーコンを散らしてチーズを乗せます。
理由: 縁を1cmあけて塗ると、焼いたときに具が流れ落ちません。
熱した天板に紙ごと移し、230度で12〜14分焼きます。ベーコンの縁が縮んで色づけば焼き上がりです。
理由: 高温短時間にするのは、米粉生地が乾きすぎて硬くなるのを防ぐためです。
取り出してオレガノとオリーブ油少々をふり、2分置いてから切り分けます。
理由: 少し休ませるとチーズが落ち着き、切ったときに具がずれません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 焼いたものは粗熱を取り、密閉容器で冷蔵2日が目安です。切り分けてから保存すると温め直しが楽になります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1切れずつ包んで冷凍用袋に入れ、2〜3週間が目安です。生地だけを焼いて冷凍することもできます。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで7〜8分、途中でアルミ箔をかぶせると表面が焦げず中まで温まります。 |
アレンジ
- トマトソースの代わりにオリーブ油と塩だけにし、じゃがいもの薄切りとローズマリーを乗せると軽い一枚になります。
- しらすと青ねぎ、刻みのりを乗せて和風に振ると、ご飯の代わりの一皿になります。
- チーズを控えめにし、きのこ三種を炒めて乗せると秋らしい組み合わせになります。
米粉生地は小麦を使わない作りで、チーズからたんぱく質とカルシウムを含みます。
講師への質問
- 米粉はどの種類を選べばいいですか
- 製菓用の細かい米粉で構いません。パン用と書かれたものは吸水が違うので、水を10ml減らして様子を見てください。
- オーブンがないときはどうすればいいですか
- フライパンで作れます。ふたをして弱めの中火で片面7分、返して5分焼き、チーズが溶けきるまで加熱してください。
- 生地を前日に用意したいときはどうすればいいですか
- 米粉生地は寝かせると水分が抜けます。粉と油だけを混ぜた状態まで前日に用意し、水は焼く直前に加えてください。