タコス|レシピと作り方のコツ
手のひらで包んで食べる楽しさが、タコスの持ち味です。中までしっかり火の通った挽き肉に、歯ざわりの残る野菜と酸味のたれを重ねる家庭向けのレシピを、生地の温め方から順にご案内します。
先生の一言
- 生地が破れる → 温めが足りません。乾いたフライパンで片面20秒ずつ温め、温めた分から順に包んでください。
- 食べている途中で水っぽくなる → 野菜の水気が残っています。レタスは切ったあとざるで5分おき、トマトは種の周りを取り除いてから使います。
- 肉だねの味がぼやける → 汁気を飛ばし切れていません。弱めの中火であと2〜3分煮詰め、木べらで線を引いて跡が残る濃さにします。
35分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- トルティーヤ(市販)8枚小麦粉のものが扱いやすく、破れにくいです
- 合いびき肉400g冷蔵庫から出して10分ほど置き、冷たすぎない状態にします
- 玉ねぎ1個半分をみじん切り、半分を薄切りにして生用に分けます
- にんにく1かけみじん切りにします
- トマト2個1cm角に切り、種の周りのゼリーは軽く取り除きます
- レタス1/4個細めのせん切りにし、水気をよく切ります
- ピザ用チーズ100g冷蔵庫から直前に出します
- チリパウダー小さじ2辛味が苦手なら小さじ1に減らします
- クミンパウダー小さじ1香りの主役になります
- トマトケチャップ大さじ3甘みととろみを兼ねます
- ウスターソース大さじ1こくを足します
- 塩・こしょう各少々肉を炒めたあとに味を見て調えます
- サラダ油大さじ1フライパンに薄く広げます
- レモン1/2個くし形に切り、食べる直前に絞ります
作り方
フライパンにサラダ油とにんにく、玉ねぎのみじん切りを入れ、弱火で3分炒めます。
理由: 弱火から始めるとにんにくが焦げず、香りだけが油に移ります。
合いびき肉を加え、中火で6〜7分、赤い部分がなくなるまでほぐしながら炒めます。
理由: 肉の中心まで確実に火を通すため、色が完全に変わってから次へ進みます。
チリパウダーとクミンを加え、中火のまま1分炒めて香りを立てます。
理由: 粉の香辛料は油で軽く炒めると、粉っぽさが抜けます。
ケチャップとウスターソースを加え、弱めの中火で5分、汁気が半分になるまで煮ます。
理由: 水分を飛ばしておくと、包んだときに生地がふやけません。
塩・こしょうで味を調え、火を止めて5分置きます。
理由: 置く間に味が肉の内側まで入り、あとから足す塩が減ります。
トルティーヤを乾いたフライパンで片面20秒ずつ、中火で温めます。
理由: 温めると生地がしなやかになり、折ったときに割れません。
生地に肉だね、レタス、トマト、玉ねぎの薄切り、チーズを順にのせ、レモンを絞ります。
理由: 熱い肉だねを先に置くとチーズが少しとけて、具がまとまります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 肉だねは密閉容器で冷蔵3日が目安です。野菜は当日中に食べ切ります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 肉だねのみ小分けにして冷凍1か月が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵の肉だねはフライパンで中火3分、冷凍は冷蔵庫で解凍してから同様に温め、湯気が立つまで加熱します。 |
アレンジ
- 肉だねをご飯にのせればタコライスになります。
- ゆでて刻んだじゃがいもを肉だねに混ぜると、かさが増えて子どもにも食べやすくなります。
- アボカドをつぶして塩とレモンで和えたものを重ねると、口当たりがまろやかになります。
ひき肉はたんぱく質を、生野菜は食物繊維を含みます。
講師への質問
- トルティーヤが手に入らないときはどうすればいいですか
- 薄焼きにした小麦粉の生地や、春巻きの皮を軽く焼いたもので代用できます。ご飯にのせる形にしても味は変わりません。
- 辛さを抑えたいときはどうすればいいですか
- チリパウダーを小さじ1に減らし、クミンとケチャップで香りと甘みを補ってください。物足りなさは出ません。
- 作り置きして翌日出すときはどうすればいいですか
- 肉だねだけ冷蔵し、野菜は食べる直前に切ってください。温め直しは中火で3分、湯気が立つまでが目安です。