米粉の天ぷら|レシピと作り方のコツ
衣がさっくり軽く上がるのが米粉の天ぷらの持ち味です。小麦粉より水を吸いにくく、混ぜすぎてもだまになりにくいので、揚げ物は苦手という方にこそ一度試していただきたい献立です。
先生の一言
- 衣がはがれて具だけ残る → 打ち粉の米粉を薄くまぶし、表面の水気を拭いてから衣をつけます。
- 衣が厚ぼったい → 冷水を10ml足してゆるめ、具材を持ち上げて余分な衣を落としてから油に入れます。
- 色が濃く出すぎる → 油温が高すぎます。いったん火を弱め、170〜180℃に戻してから次を揚げます。
30分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- えび8尾(約160g)殻をむいて背わたを取り、尾の水分をしごき出します
- なす1本(約80g)縦半分に切り、扇形に切り込みを入れます
- さつまいも100g7〜8mm厚さの輪切りにし、水に5分さらします
- ししとう6本破裂を防ぐため竹串で1か所穴を開けます
- 大葉4枚洗って水気をしっかり拭き取ります
- 米粉(衣用)80gふるわずそのまま使えます
- 米粉(打ち粉用)大さじ2具材に薄くまぶします
- 冷水130ml使う直前まで冷蔵庫で冷やします
- 卵1個溶きほぐして冷水と合わせます
- 揚げ油適量(鍋底から4cm)米油やなたね油が軽く仕上がります
- 塩小さじ1/3抹茶小さじ1/4を混ぜると抹茶塩になります
作り方
具材はすべて水気を拭き、打ち粉の米粉を茶こしで薄くまぶします。
理由: 水気が残ると油はねと衣はがれの元になります。
卵と冷水を混ぜ、米粉80gを加えて箸で10回ほど混ぜます。
理由: 米粉は粘りが出ないので、混ぜすぎを気にせず済みます。
油を170℃に熱し、さつまいもを弱めの中火で3分揚げます。
理由: 厚みのある根菜は低めの温度で中心まで火を通します。
180℃に上げ、なす・ししとう・大葉を中火で1分30秒揚げます。
理由: 野菜は短時間で上げると水分と色が残ります。
えびを180℃で2分、中心まで白く不透明になるまで揚げます。
理由: 中心の色が変わることが火が通った目印です。
網に立てて2分油を切り、塩を添えて温かいうちにいただきます。
理由: 立てて置くと衣の下に油がたまらず軽さが続きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って密閉容器へ。冷蔵2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 重ならないよう並べて冷凍し、2週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままオーブントースター200℃で5〜7分温めると衣が戻ります。 |
アレンジ
- 玉ねぎとにんじんを合わせてかき揚げにします。
- 衣に青のり小さじ1を混ぜて磯の香りを足します。
- だし・しょうゆ・みりんの天つゆをかけて天丼にします。
米粉は小麦粉を使わない衣にしたいときの選択肢で、揚げ物ですので脂質を含みます。
講師への質問
- 衣がだまになってしまうのですが、どうすればいいですか
- 米粉は粘りが出ませんので、だまは混ぜ不足です。箸で底からすくうように10回ほど混ぜれば均一になります。
- 揚げ油の温度計がないときはどうすればいいですか
- 衣を一滴落として、途中まで沈んですぐ浮けば170℃前後、沈まず散れば180℃前後が目安です。
- 作り置きして翌日に出したいのですが、どうすればいいですか
- 揚げたてを網で完全に冷まし、冷蔵してください。翌日はトースターで温め直すと、蒸れずに歯ざわりが戻ります。