米粉のパウンドケーキ|レシピと作り方のコツ
しっとりと詰まった生地に、口の中でほろりとほどける軽さ。米粉のパウンドケーキは小麦粉のものと違い、混ぜすぎを気にせず作れます。粉ふるいもいりませんので、思い立った日に焼けます。
先生の一言
- 生地が分離する → 卵とバターの温度差です。両方とも室温に戻し、卵は4回に分けて加えます。
- 中央が生っぽい → 焼き時間が足りません。竹串で確かめ、5分ずつ足します。表面が濃ければアルミ箔をかぶせます。
- ぼそぼそする → 焼きすぎか、牛乳が足りません。牛乳を大さじ1足し、焼き時間を40分から確かめます。
60分調理時間の目安
4人分(18cm型1本)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(18cm型1本))
- 米粉(製菓用)120gふるわずそのまま使えます
- 無塩バター100g室温に戻して指が入る硬さにします
- 砂糖90g二回に分けて加えます
- 卵2個(約100g)室温に戻し、溶いて4回に分けて加えます
- ベーキングパウダー小さじ1米粉と混ぜておきます
- 牛乳大さじ2生地の硬さを調整します
- 塩ひとつまみ甘みを引き締めます
- レモン汁小さじ1香りを立たせます
- くるみ40g160℃で6分から焼きし、粗く刻みます
作り方
バターを泡立て器で2分練り、砂糖を二回に分けて加え白っぽくなるまで混ぜます。
理由: 空気を含ませることで焼き上がりが軽くなります。
溶き卵を4回に分けて加え、そのつど30秒しっかり混ぜます。
理由: 一度に入れると分離して口当たりが重くなります。
米粉とベーキングパウダー、塩を加え、へらで30回混ぜます。
理由: 米粉は粘りが出ませんので、混ぜすぎの心配がありません。
牛乳とレモン汁、くるみを加えてさっと混ぜ、型に流します。
理由: 牛乳で硬さを調整すると生地が均一に流れます。
170℃に予熱したオーブンで40〜45分焼きます。
理由: 予熱を守らないと膨らみが足りなくなります。
焼き始めて10分後にいったん出し、中央に縦一本切り込みを入れます。
理由: 割れ目がきれいに開き、火の通りもそろいます。
竹串を刺して生地がつかなければ型ごと10分休ませ、取り出します。
理由: 休ませると生地が落ち着き、崩れずに外れます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷めてからラップで包み、冷蔵4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1切れずつ包んで冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 室温で30分戻すか、オーブントースターで2分温めます。 |
アレンジ
- 刻んだ栗の渋皮煮を60g混ぜ込みます。
- 紅茶の茶葉小さじ2を粉と一緒に加えます。
- レモンの皮のすりおろしを加え、粉砂糖のアイシングをかけます。
バターと砂糖を使う焼き菓子ですので、一度に切り分ける量を決めておくと安心です。
講師への質問
- 米粉なら何でも使えますか
- 製菓用と書かれた粒子の細かいものをお使いください。上新粉や料理用の米粉では、ざらついた口当たりになります。
- 焼き上がりが翌日にぱさつくのですが、どうすればいいですか
- 完全に冷めてからラップで密着させて包んでください。冷める前に包むと蒸れ、冷めてから放置すると乾きます。
- バターを油に替えられますか
- 替えられます。米油80gが目安です。混ぜる手順は同じですが、風味は軽くなり、しっとり感がやや強くなります。